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世界が絶賛、フランス上映では皆、涙したと言う。
若い時に観た時は何故泣くことがあるのか、何が良いのか、わからなかった。
が、歳を重ね、大人になって再度観たら、号泣。
静かな映画で押し付けがましいものは何もない。
それがまた、映像断片が自分自身に投影、人の記憶の深淵に語りかけてくる。
脇役の何気ない演技がまた見事、このような映画は二度と撮れないと思う。極上の作品。