必殺仕事人
第71回~第75回
各話一覧
- 00:45:46第71回 絞り技 一揆助命脳天突きあらすじをみる 信州須坂藩は領民を徹底的に収奪していた。そのため、耐えかねた農民たちは、直訴すべく江戸へ発つ。 その頃、江戸で一膳めし屋を一人で切り盛りするお美代(山本百合子)のところへ毎日やって来る不思議な老人(田崎潤)がいた。お美代はその老人を実の祖父のように慕っていたが、主水(藤田まこと)が調べてみると、驚いたことに、元の須坂藩主で今は隠居の身の堀備前守直親だった。 そんなとき、信州を出た農民たちの生き残りがお美代の店に逃げ込んでくる。お美代は彼をかくまった。 直親の素姓を知ったお美代は、直親に訴えに須坂藩江戸屋敷に行くが、直親ともども監禁されてしまう。あらすじをみる 信州須坂藩は領民を徹底的に収奪していた。そのため、耐えかねた農民たちは、直訴すべく江戸へ発つ。 その頃、江戸で一膳めし屋を一人で切り盛りするお美代(山本百合子)のところへ毎日やって来る不思議な老人(田崎潤)がいた。お美代はその老人を実の祖父のように慕っていたが、主水(藤田まこと)が調べてみると、驚いたことに、元の須坂藩主で今は隠居の身の堀備前守直親だった。 そんなとき、信州を出た農民たちの生き残りがお美代の店に逃げ込んでくる。お美代は彼をかくまった。 直親の素姓を知ったお美代は、直親に訴えに須坂藩江戸屋敷に行くが、直親ともども監禁されてしまう。
- 00:45:46第72回 念じ技 偽説法ざんげ斬りあらすじをみる 心臓を一突きにする殺人事件が頻発していた。主水(藤田まこと)は、木更津から帰った加代(鮎川いずみ)から、下手人は手口からみて十年前活躍していた隼の権造(神田隆)だときかされる。 その頃、式守という神官のいる高峰神社が、ざんげ神社として町民の評判をよんでいた。いっさいをざんげすると心が晴れるというのだ。だが、この式守こそ権造だった。権造は町民のざんげをきいてはゆすりのたねにし、抵抗する者は殺していたのだ。 そうとは知らず、木材問屋甲州屋米吉(長門勇)がざんげしにやって来た。米吉は昔、目の上のこぶの先輩番頭を、酔った勢いである殺し屋に頼んで殺させたのだ。 その後、深く後悔した米吉は、殺した先輩の息子をひきとり、自分の娘とめあわせることにしたのだが、どうにも心が晴れず、高峰神社にざんげに来たのだった。 だが、式守こそは米吉が頼んだ殺し屋権造だった。米吉を見た権造は、早速米吉をゆすりにかかった……。あらすじをみる 心臓を一突きにする殺人事件が頻発していた。主水(藤田まこと)は、木更津から帰った加代(鮎川いずみ)から、下手人は手口からみて十年前活躍していた隼の権造(神田隆)だときかされる。 その頃、式守という神官のいる高峰神社が、ざんげ神社として町民の評判をよんでいた。いっさいをざんげすると心が晴れるというのだ。だが、この式守こそ権造だった。権造は町民のざんげをきいてはゆすりのたねにし、抵抗する者は殺していたのだ。 そうとは知らず、木材問屋甲州屋米吉(長門勇)がざんげしにやって来た。米吉は昔、目の上のこぶの先輩番頭を、酔った勢いである殺し屋に頼んで殺させたのだ。 その後、深く後悔した米吉は、殺した先輩の息子をひきとり、自分の娘とめあわせることにしたのだが、どうにも心が晴れず、高峰神社にざんげに来たのだった。 だが、式守こそは米吉が頼んだ殺し屋権造だった。米吉を見た権造は、早速米吉をゆすりにかかった……。
- 00:45:46第73回 断絶技 激走!一直線刺しあらすじをみる 江戸の丁稚たちの間で、大八車で爆走する遊びがはやっていた。主水(藤田まこと)は丁椎たちを捕えて解散させるが、そのため少年たちの兄貴格の朝吉(川島佑介)は飾り職の親方から追い出される。 仕方なく、朝吉は仲間の音松(新郷隆)やその妹のみほ(山本ゆか里)らと大八車を改造し、人力車を作って俥屋を始める。ところが、これが大当り。江戸の新しい乗物として人気を集める。 だが、それに目をつけた筆頭与力の田村格之助(石橋雅史)と駕籠屋藤兵衛(中井啓輔)は、少年たちを殺し、俥屋業という新しい商売を横取りする。あらすじをみる 江戸の丁稚たちの間で、大八車で爆走する遊びがはやっていた。主水(藤田まこと)は丁椎たちを捕えて解散させるが、そのため少年たちの兄貴格の朝吉(川島佑介)は飾り職の親方から追い出される。 仕方なく、朝吉は仲間の音松(新郷隆)やその妹のみほ(山本ゆか里)らと大八車を改造し、人力車を作って俥屋を始める。ところが、これが大当り。江戸の新しい乗物として人気を集める。 だが、それに目をつけた筆頭与力の田村格之助(石橋雅史)と駕籠屋藤兵衛(中井啓輔)は、少年たちを殺し、俥屋業という新しい商売を横取りする。
- 00:45:46第74回 引き技 強奪押し込み斬りあらすじをみる 女郎と御金奉行所同心の心中事件が起こった。主水(藤田まこと)が駆けつけたときは、同心・細野進平(水上保宏)はすでにこときれていた。一方、一命をとりとめた女郎の小春(久保にしき)は江戸払いになった。 その後、細野が御公儀地金を不正横流ししていたことが発覚し、細野家は取りつぶしになった。小春憎しの一念にこりかたまった進平の母たか(伊吹友木子)は、木更津に仕事料を託す。 だが、この心中事件は擬装だった。進平を利用したあげく邪魔になった御納戸方・大野太兵衛(高野真二)や金銀細工店甲屋小平次(阿木吾郎)らが、進平と小春の別れ話を利用して二人を殺そうとしたのだ。 やがて、たかの誤解をとくため、小春が江戸へ戻ってくる。甲屋はさっそく刺客を送るが、危ういところを秀(三田村邦彦)が救う。あらすじをみる 女郎と御金奉行所同心の心中事件が起こった。主水(藤田まこと)が駆けつけたときは、同心・細野進平(水上保宏)はすでにこときれていた。一方、一命をとりとめた女郎の小春(久保にしき)は江戸払いになった。 その後、細野が御公儀地金を不正横流ししていたことが発覚し、細野家は取りつぶしになった。小春憎しの一念にこりかたまった進平の母たか(伊吹友木子)は、木更津に仕事料を託す。 だが、この心中事件は擬装だった。進平を利用したあげく邪魔になった御納戸方・大野太兵衛(高野真二)や金銀細工店甲屋小平次(阿木吾郎)らが、進平と小春の別れ話を利用して二人を殺そうとしたのだ。 やがて、たかの誤解をとくため、小春が江戸へ戻ってくる。甲屋はさっそく刺客を送るが、危ういところを秀(三田村邦彦)が救う。
- 00:45:46第75回 訴え技 火だるま身替り消しあらすじをみる 主水(藤田まこと)が宿直をさぼって飲んでいるところへ奉行所の門番が駆け込んできて、奉行所の前で人が焼けているという。 驚いた主水が駆けつけると、たしかに人が火柱をあげて燃えていた。そして、その炎に照らされて女(大信田礼子)が立っていた。女は焼け死んだ男の妻で茜といった。茜は、夫の立木栄之進(矢吹二朗)が幕府の浪人政策に抗議して焼身自殺を遂げたという。 そんな頃、小間物屋の卯吉(石井洋充)の老母うめ(河東けい)から、絹問屋の境屋(高木二朗)を殺ってほしいと仕事料が届く。息子の卯吉の行方が知れないのは境屋に殺されたにちがいないからだという。 仕事人たちが調べるうち、奉行所前の焼死体がどうやら卯吉らしいことがわかってくる。あらすじをみる 主水(藤田まこと)が宿直をさぼって飲んでいるところへ奉行所の門番が駆け込んできて、奉行所の前で人が焼けているという。 驚いた主水が駆けつけると、たしかに人が火柱をあげて燃えていた。そして、その炎に照らされて女(大信田礼子)が立っていた。女は焼け死んだ男の妻で茜といった。茜は、夫の立木栄之進(矢吹二朗)が幕府の浪人政策に抗議して焼身自殺を遂げたという。 そんな頃、小間物屋の卯吉(石井洋充)の老母うめ(河東けい)から、絹問屋の境屋(高木二朗)を殺ってほしいと仕事料が届く。息子の卯吉の行方が知れないのは境屋に殺されたにちがいないからだという。 仕事人たちが調べるうち、奉行所前の焼死体がどうやら卯吉らしいことがわかってくる。