必殺からくり人・富嶽百景殺し旅
第1回~第14回
各話一覧
- 00:45:49第1回 江戸日本橋あらすじをみる お艶(山田五十鈴)率いる安来節の一座は、天にかわってのさばる悪人どもを仕置する殺し旅に出ることになった。今回の依頼人は浮世絵の版元の西村永寿堂(岡田英次)。殺す相手を捜す手がかりは葛飾北斎(小沢栄太郎)の描く富嶽百景。絵を火にかざすと一か所が朱に染まるというからくりだ。 かくてお艶、宇蔵(芦屋雁之助)うさぎ(高橋洋子)、鈴平(江戸家小猫)、そして永寿堂さし回しの唐十郎(沖雅也)は、初の仕事に手をつける――。あらすじをみる お艶(山田五十鈴)率いる安来節の一座は、天にかわってのさばる悪人どもを仕置する殺し旅に出ることになった。今回の依頼人は浮世絵の版元の西村永寿堂(岡田英次)。殺す相手を捜す手がかりは葛飾北斎(小沢栄太郎)の描く富嶽百景。絵を火にかざすと一か所が朱に染まるというからくりだ。 かくてお艶、宇蔵(芦屋雁之助)うさぎ(高橋洋子)、鈴平(江戸家小猫)、そして永寿堂さし回しの唐十郎(沖雅也)は、初の仕事に手をつける――。
- 00:45:48第2回 隠田の水車あらすじをみる 江戸はずれの隠田村にやってきたお艶(山田五十鈴)らが北斎の絵を火にかざすと、小さな亀が朱に染まった。今度の殺しは“亀”に係わりがあるらしい。一方、隠田村に続々と富裕な甲州商人が集まってきた。実は彼らは、寺で行われる亀を使っての女遊びが目的でやってきたのだ。そして代官の小島(外山高士)ら悪人は、村の娘・おたね(早川絵美)を誘拐して遊びに差し出していた――。あらすじをみる 江戸はずれの隠田村にやってきたお艶(山田五十鈴)らが北斎の絵を火にかざすと、小さな亀が朱に染まった。今度の殺しは“亀”に係わりがあるらしい。一方、隠田村に続々と富裕な甲州商人が集まってきた。実は彼らは、寺で行われる亀を使っての女遊びが目的でやってきたのだ。そして代官の小島(外山高士)ら悪人は、村の娘・おたね(早川絵美)を誘拐して遊びに差し出していた――。
- 00:45:49第3回 駿州片倉茶園ノ不二あらすじをみる 将軍家御飲用の新茶を運ぶ“お茶壺道中”をとりしきるお数寄屋坊主頭の干阿弥(大木実)は、貧乏な小島藩に、自分の口ききで藩の茶を将軍家御飲用にしてやるともちかけていた。が、小島藩では三年来、千阿弥にばく大な金品をつぎこんでいたが、いっこうにその動きはなく、家老の土井玄蕃(堀雄二)は頭を痛めていた。お艶(山田五十鈴)らの調べでは、千阿弥はたいへんな悪党だった――。あらすじをみる 将軍家御飲用の新茶を運ぶ“お茶壺道中”をとりしきるお数寄屋坊主頭の干阿弥(大木実)は、貧乏な小島藩に、自分の口ききで藩の茶を将軍家御飲用にしてやるともちかけていた。が、小島藩では三年来、千阿弥にばく大な金品をつぎこんでいたが、いっこうにその動きはなく、家老の土井玄蕃(堀雄二)は頭を痛めていた。お艶(山田五十鈴)らの調べでは、千阿弥はたいへんな悪党だった――。
- 00:45:49第4回 神奈川沖浪裏あらすじをみる 初鰹を江戸に運ぶ途中の鎌倉七里ヶ浜の網元・魚辰の漁師三人が殺され、鰹は路上に放り出された。 魚辰の連中は商売相手の魚甚のしわざといきりたつが、お艶(山田五十鈴)らは、魚辰の商売の邪魔をして、大もうけを企む奴が他にいるとにらむ。唐十郎(沖雅也)はそれが江戸の上総屋(御木本伸介)とつきとめたが、上総屋はかつて自分の恋人を寝とった男だった………。あらすじをみる 初鰹を江戸に運ぶ途中の鎌倉七里ヶ浜の網元・魚辰の漁師三人が殺され、鰹は路上に放り出された。 魚辰の連中は商売相手の魚甚のしわざといきりたつが、お艶(山田五十鈴)らは、魚辰の商売の邪魔をして、大もうけを企む奴が他にいるとにらむ。唐十郎(沖雅也)はそれが江戸の上総屋(御木本伸介)とつきとめたが、上総屋はかつて自分の恋人を寝とった男だった………。
- 00:45:47第5回 本所立川あらすじをみる 本所立川のおいてけ堀にカッパが出るというウワサ。実はこのカッパの正体は、老盗賊の隼の俊次(花沢徳衛)と一緒に暮らすみなし子の子供達だった。彼らは田舎でまともに暮らしたいとカッパの真似をして両替屋から千両を巻きあげるが、悪旗本の神尾(青木義朗)は俊次を殺し、子供達の金を奪う。これを知ったお艶(山田五十鈴)らは――。あらすじをみる 本所立川のおいてけ堀にカッパが出るというウワサ。実はこのカッパの正体は、老盗賊の隼の俊次(花沢徳衛)と一緒に暮らすみなし子の子供達だった。彼らは田舎でまともに暮らしたいとカッパの真似をして両替屋から千両を巻きあげるが、悪旗本の神尾(青木義朗)は俊次を殺し、子供達の金を奪う。これを知ったお艶(山田五十鈴)らは――。
- 00:45:47第6回 下目黒あらすじをみる 今度の殺しは下目黒の鷹匠が手がかりだ。下目黒村に入ったお艶(山田五十鈴)一行は、お狩場で将軍家の鷹を馴らすお鷹組組頭の前田伊三郎(亀石征一郎)らの悪行をみた。前田らは権力をふりまわし、庄屋(村田吉次郎)に無理難題をもちかけ、そのうえ自分らの屋敷に奉公させるとだまして村の娘達を女郎に売りとばしていた。あらすじをみる 今度の殺しは下目黒の鷹匠が手がかりだ。下目黒村に入ったお艶(山田五十鈴)一行は、お狩場で将軍家の鷹を馴らすお鷹組組頭の前田伊三郎(亀石征一郎)らの悪行をみた。前田らは権力をふりまわし、庄屋(村田吉次郎)に無理難題をもちかけ、そのうえ自分らの屋敷に奉公させるとだまして村の娘達を女郎に売りとばしていた。
- 00:45:48第7回 駿州江尻あらすじをみる 富士おろしに紙を飛ばされる女の絵を火にかざすと、その紙が紅に染まった。お艶(山田五十鈴)らの調べでは、その紙を拾ってやった人物が不審な死に方をしていた。どうやらその紙は、殺された船大工・佐平の引いた将軍家献上船の図面らしい。その図面は佐平のところの女中のお京(真木洋子)が盗んだのだが、これにはわけがあった――。あらすじをみる 富士おろしに紙を飛ばされる女の絵を火にかざすと、その紙が紅に染まった。お艶(山田五十鈴)らの調べでは、その紙を拾ってやった人物が不審な死に方をしていた。どうやらその紙は、殺された船大工・佐平の引いた将軍家献上船の図面らしい。その図面は佐平のところの女中のお京(真木洋子)が盗んだのだが、これにはわけがあった――。
- 00:45:48第8回 甲州犬目峠あらすじをみる 犬目峠に近い湯治場を、はやり病にかかった江戸の金銀地金問屋の黄金屋(江幡高志)が丸ごと買いとり、湯治場は人々の出入り禁止となった。お艶(山田五十鈴)は宇蔵(芦屋雁之助)と共に、疱瘡患いに変装して湯治場に乗り込む。実は黄金屋は疱瘡と偽り、吹所支配役の守口(原口剛)らと組み、隠し金山の精錬所を作ろうと企んでいた。一方、金山奉行目付の冬木(中村孝雄)もこれを知るが………。あらすじをみる 犬目峠に近い湯治場を、はやり病にかかった江戸の金銀地金問屋の黄金屋(江幡高志)が丸ごと買いとり、湯治場は人々の出入り禁止となった。お艶(山田五十鈴)は宇蔵(芦屋雁之助)と共に、疱瘡患いに変装して湯治場に乗り込む。実は黄金屋は疱瘡と偽り、吹所支配役の守口(原口剛)らと組み、隠し金山の精錬所を作ろうと企んでいた。一方、金山奉行目付の冬木(中村孝雄)もこれを知るが………。
- 00:45:46第9回 深川万年橋下あらすじをみる 深川万年橋一帯で旗本くずれの雷党がのさばって、やくざの辰巳一家と勢力争いを演じ、辰巳一家が雷党に渡していた十歳の連太郎(藤川勝也)が殺された。が、連太郎は実は辰巳組とは何のゆかりもないどぶどう長屋の子供だった。お艶(山田五十鈴)らの調べでは、長屋の連中は、お家再興をめざす浪人たちで、資金稼ぎのため人質賄(まかない)をしていた――。あらすじをみる 深川万年橋一帯で旗本くずれの雷党がのさばって、やくざの辰巳一家と勢力争いを演じ、辰巳一家が雷党に渡していた十歳の連太郎(藤川勝也)が殺された。が、連太郎は実は辰巳組とは何のゆかりもないどぶどう長屋の子供だった。お艶(山田五十鈴)らの調べでは、長屋の連中は、お家再興をめざす浪人たちで、資金稼ぎのため人質賄(まかない)をしていた――。
- 00:45:47第10回 隅田川関屋の里あらすじをみる 総州流山に向うお艶(山田五十鈴)一行は、途中で、武士三人と仲間の四人連れが、浪人、やくざ、百姓などにそれぞれ変装するのを見た。いわくありげなこの四人は、北斎の絵に描かれた人物らしい。彼らは、御召馬預組頭・小関左内(原田清人)の家臣で、左内が若年寄から預った将軍家の愛馬・秋月のゆくえを秘かに捜していた。実は秋月は何者かに盗まれていたのだ――。あらすじをみる 総州流山に向うお艶(山田五十鈴)一行は、途中で、武士三人と仲間の四人連れが、浪人、やくざ、百姓などにそれぞれ変装するのを見た。いわくありげなこの四人は、北斎の絵に描かれた人物らしい。彼らは、御召馬預組頭・小関左内(原田清人)の家臣で、左内が若年寄から預った将軍家の愛馬・秋月のゆくえを秘かに捜していた。実は秋月は何者かに盗まれていたのだ――。
- 00:45:46第11回 甲州三坂の水面あらすじをみる 河口湖の水面に映った逆さ富士がこんどの仕事の手掛かり。お艶(山田五十鈴)一行が逆さ富士についてたずねても、村人はロを閉ざして触れたがらない。実は、貧しい村人達は年貢米を差し出すため、年寄りを湖に沈めて口減らしをしていたのだ。おりしも富蔵(三遊亭円之助)の母おもん(高杉早苗)が犠牲になることになった――。あらすじをみる 河口湖の水面に映った逆さ富士がこんどの仕事の手掛かり。お艶(山田五十鈴)一行が逆さ富士についてたずねても、村人はロを閉ざして触れたがらない。実は、貧しい村人達は年貢米を差し出すため、年寄りを湖に沈めて口減らしをしていたのだ。おりしも富蔵(三遊亭円之助)の母おもん(高杉早苗)が犠牲になることになった――。
- 00:45:46第12回 東海道金谷あらすじをみる 金谷宿ではしばしば大井川の川止めがあり、そのたびに家賃や川渡しの料金が急騰した。旅の女・おふじ(今出川西紀)はそんな中で病いに倒れ、川向こうの医者にみてもらうため、娘のきぬを残して川を渡るが、帰ってみると脇本陣で働いているはずのきぬは、岡場所に売られたすえ、首をくくって死んでいた。お艶(山田五十鈴)らは、川止めの裏に仕組まれたからくりをさぐる。あらすじをみる 金谷宿ではしばしば大井川の川止めがあり、そのたびに家賃や川渡しの料金が急騰した。旅の女・おふじ(今出川西紀)はそんな中で病いに倒れ、川向こうの医者にみてもらうため、娘のきぬを残して川を渡るが、帰ってみると脇本陣で働いているはずのきぬは、岡場所に売られたすえ、首をくくって死んでいた。お艶(山田五十鈴)らは、川止めの裏に仕組まれたからくりをさぐる。
- 00:45:36第13回 尾州不二見原あらすじをみる 十年ぶりに江戸から故郷の不二見原に帰ってきたおりん(中島葵)は、村が跡形もなく消えて、母親も、末を誓い合っていた清吉(山本亘)も姿を消しているのに驚く。残っていたのは大樽を作る茂作老人(南部彰三)だけだったが、茂作は事情を語ろうとしなかった。一方、お艶(山田五十鈴)らは、大樽を手がかりに、消えた村人達はご禁制の朝鮮人参づくりを手伝わされているとにらむ――。あらすじをみる 十年ぶりに江戸から故郷の不二見原に帰ってきたおりん(中島葵)は、村が跡形もなく消えて、母親も、末を誓い合っていた清吉(山本亘)も姿を消しているのに驚く。残っていたのは大樽を作る茂作老人(南部彰三)だけだったが、茂作は事情を語ろうとしなかった。一方、お艶(山田五十鈴)らは、大樽を手がかりに、消えた村人達はご禁制の朝鮮人参づくりを手伝わされているとにらむ――。
- 00:45:06第14回 凱風快晴あらすじをみる 北斎(小沢栄太郎)の絵に隠されたからくりを手がかりに、富嶽百景殺し旅を続けていたお艶(山田五十鈴)のもとに、北斎の娘・おえい(吉田日出子)が「次は父の北斎を殺して欲しい」といってきた。変人の北斎は版元に絵の催促されるのがいやさに、お艶に自分が殺されるという狂言を思いついたのだ。版元の梅屋重兵衛(早川雄二)は、北斎が死んだことになれば絵の値がつり上がると狂言に手を貸すが、やがて生きている北斎が邪魔になった―――。あらすじをみる 北斎(小沢栄太郎)の絵に隠されたからくりを手がかりに、富嶽百景殺し旅を続けていたお艶(山田五十鈴)のもとに、北斎の娘・おえい(吉田日出子)が「次は父の北斎を殺して欲しい」といってきた。変人の北斎は版元に絵の催促されるのがいやさに、お艶に自分が殺されるという狂言を思いついたのだ。版元の梅屋重兵衛(早川雄二)は、北斎が死んだことになれば絵の値がつり上がると狂言に手を貸すが、やがて生きている北斎が邪魔になった―――。
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