天の茶助
4点
動画ポイント対象
330円 PG12 この作品は小学生以下には助言・指導が必要です
天界。白い霧が漂い、どこまでも続くような広間、そこでは数えきれぬほど多くの脚本家が白装束で巻紙に向かい、下界の人間たちの「シナリオ」を書いていた。人間たちは彼らが書くシナリオどおりに人生を生き、それぞれの運命を全うしているのである。茶番頭の茶助(松山ケンイチ)は脚本家たちに茶を配りながら、そんなシナリオの中で生きている人間たちの姿を興味深く眺めていた。中でも、口のきけない可憐で清純な女性・新城ユリ(大野いと)への関心には恋心にも似た感情があったといっていい。
あるとき、広間の上空に「斬新~」と声を轟かせて白龍が現れる。それは脚本の総指揮でもある「あの方」からのメッセージだった。康夫(今野浩喜)という男のシナリオを書いていた脚本家に「斬新なアイデア」を求められた茶助はその場しのぎのいいかげんな助言を伝えたのだが、それが原因でユリが康夫の車に跳ねられて死ぬ運命に陥ってしまったことを知る。ユリを救う道はただひとつ。シナリオに影響が出ない天界の住人・茶助が自ら下界に降り、彼女を事故から回避させるしかない。
レビュー・口コミ(1件) 一覧へ
不思議な映画です。でも嫌いでないです。大杉漣さんがいると雰囲気が締まります。名優だと思います。
4点
- ジャンル
-
制作国
日本
-
制作年
2010年代
- キャスト
-
スタッフ
監督・脚本家・原作者 : SABU