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いのちの食べかた
4点
動画ポイント対象
330円 PG12 この作品は小学生以下には助言・指導が必要です
私たち日本人が1年間に食べるお肉(牛・豚・鳥)は約300万トン。だれもが毎日のように食べている膨大な量のお肉。でも、そもそもお肉になる家畜は、どこで生まれ、どのように育てられ、どうやってパックに詰められてお店に並ぶのだろう?本作は、そんな私たちの生とは切り離せない「食物」を産み出している現場の数々を描いたドキュメンタリー。世界中の人の食を担うため、野菜や果物だけでなく、家畜や魚でさえも大規模な機械化によって生産・管理せざるをえない現代社会の実情を、オーストリアのニコラウス・ゲイハルター監督がおよそ2年間をかけて取材・撮影した。映画はふだんなかなか見ることのできない、現代のさまざまな食品生産現場を、美しい映像で淡々と切り取っていく。ピッチングマシンのような機械で運ばれるヒヨコの群れ、わずか数秒で解体される魚、巨大なマジックハンドで揺すぶり落とされる木の実、自動車工場のように無駄なくお肉に加工されていく豚や牛たち…。まさに唖然とするような光景が連続して描かれる。本作を観ると、食料生産工場の生産性の高さに驚愕するとともに、私たちが生きることは他の生き物のいのちを「いただく」ことに他ならないことだと、改めて実感させられる。
レビュー・口コミ(3件) 一覧へ
言葉はありません。真実が、日常の風景が、延々と映し出されます。そう。これが、真実。これが、当たり前。
…これが、当たり前?…
観たらきっとなにかが変わる。きっとあなたの日々の選択が変わる。
変えていこう。変えたいならば。
考えよう。いのちのことを。5点食も工業化されスピードアップし、オートマチックに加工されて行く便利さを求める一方で、果たしてこれで良いのだろうかと考えさせられる。多少高くても昔ながらの自然な方法で食することが出来るものを手にしたいなと感じる。食の選択を考えるきっかけになる。
4点画像に対して何の説明もなく、牛が殺され加工されるショッキングな映像等が流れてくる。これが真実なのだろうが、子供には見せられない映画です。
3点
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制作国
ドイツ オーストラリア
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制作年
2000年代
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スタッフ
監督・撮影 : ニコラウス・ゲイハルター 編集 : ウォルフガング・ヴィダーホーファー 脚本 : ウォルフガング・ヴィダーホーファー、ニコラウス・ゲイハルター 撮影 : ニコラウス・ゲイハルター