赤穂浪士 天の巻・地の巻(1956年)
動画ポイント対象
330円
元禄十三年、勅使饗応役浅野内匠頭は、江戸城内で吉良上野介を斬りつけたが果せず、即刻切腹、お家断絶の処分をうけた。上野介の子綱憲の養子先である上杉家家老千坂兵部は、家臣小林平七を通して知った浪人堀田隼人と大泥棒の蜘蛛の陣十郎を、赤穂へ隠密として放った。浅野家城代家老大石内蔵助は、赤穂城明け渡しを済ませると、京の遊里で放蕩三昧の生活を送っていた。そして浪士たちは江戸に、他藩にとそれぞれの生活を求めて離散したが、お家の安泰を願う千坂は、小林平七を吉良家に付人として送るほどの用心深さだった。ひそかに大石の蹶起を待つ五十余名の同志の中にも、大石の行状に不信を抱いて脱落する者も少なくなかったが、江戸では町人に身をやつして仇吉良家の動静を探る浪士もあった。
- ジャンル
-
制作国
日本
-
制作年
1970年以前
- シリーズ
- キャスト
-
スタッフ
原作 : 大沸次郎 企画 : マキノ光雄、山崎真市郎、坪井弓、大森康正、玉木潤一郎 脚本 : 新藤兼人 撮影 : 川崎新太郎 音楽 : 深井史郎 監督 : 松田定次