大菩薩峠 完結篇
5点
動画ポイント対象
330円
神尾主膳の命に、竜之助の狂剣は甲州勤番・駒井能登守に向けられた。そこには竜之助を仇と定める宇津木兵馬が敢然と立っていた。能登守を斬らずに、兵馬の剣も避け、さらに主膳の焼き討ちに遭った竜之助は、妖しくも美しきお銀様を伴い、お浜の、お豊の、郁太郎の幻影に悩みながら街道をさすらう。竜之助を引き寄せるのは風でもない、人でもない、血にまみれたお浜の死霊か、郁太郎の泣き声か…。やがてその足は八幡村へ。宿命の神は、遂に竜之助をお浜の里へと招き寄せた。水車小屋、お浜の幻影を見た竜之助は魔刀を一振り、また一人女が消えた。大洪水の笛吹川、激流はいつか轟音を轟かせて血潮の大河となる。竜之助は赤い激流の向こうに、我が子・郁太郎の泣き声を聞いた。引き込まれるように赤い激流の中に姿を消す竜之助。それを追う兵馬…。彼等を包み込んで見下ろすものは屹然立つ大菩薩の山嶺であった。
レビュー・口コミ(1件) 一覧へ
とてもリアリティがあり見応えのあるシーンがたくさんあって楽しめました。また続編も期待してしまいます!
5点
- ジャンル
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制作国
日本
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制作年
1970年以前
- シリーズ
- キャスト
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スタッフ
原作 : 中里介山 監督 : 内田吐夢 脚本 : 猪俣勝人、柴英三郎