Jam Films
4.2点
動画ポイント対象
330円
【the messenger-弔いは夜の果てで-】
荒廃したビルの一室で何かを待ち続ける一人のギャング、権藤(北村一輝)の前に、黒いコートに身を包んだミステリアスな女、神代憂子(魚谷佳苗)が現れる。首に奇妙な刺青を入れた彼女は、通称「メッセンジャー」と呼ばれる凄腕のヒットマン。武器を持たずに死体の山を作ると噂される正体不明の存在だ。彼女の口から「メッセージ」が告げられた時、権藤の身に衝撃の運命が襲いかかる。
【けん玉】
売れないミュージシャンのあきお(山崎まさよし)と今日子(篠原涼子)は、長年の同棲期間を経て倦怠期に入っていた。そんなある日、今日子の頼みで買い物に出たあきおは、赤木(氏家恵)とぶつかったことから紙袋を取り違え、けん玉を手に入れる。不思議に思いつつも、けん玉を持ち帰るあきお。一方で、赤木と同僚の藤川(山田伸幸)は、けん玉に隠されたものを求めて、あきおの行方を追いはじめる。
【コールドスリープ】
コールドスリープ状態から目覚め、カプセルを出たフジオ(大沢たかお)は、古びた校舎の中にいた。彼は人類移住計画のために地球から20光年離れた惑星に送られてきたエリート調査員のひとり。ところが、仲間のナオミ(角田ともみ)から、カプセルに欠陥があったためにほかのメンバーの脳細胞が破壊されてしまっていることを告げられる。フジオは徐々に記憶を取り戻し、壊れていた通信機をこともなく修理するのだが……。
【Pandora -Hong Kong Leg-】
足に秘密の悩みを持つ眉子(吉本多香美)は、薬を求めて喧噪の街を訪れた。閉まっている漢方薬店の前でなにやら怪しい男(麿赤兒)に出会った眉子は、「秘密の薬がある」と誘われるがまま男についていってしまう。うらぶれた路地を通って導かれたのは、すでに閉館した劇場。イスに座ると、目の前には大きな箱が。半信半疑ながらも男の指示通り箱に足を入れる眉子。すると、そこにはめくるめく体験が待っていた。
【HIJIKI】
アパートの一室で食卓を囲み、一心不乱にヒジキを食べている女(秋山菜津子)、妊婦(氏家恵)、少女(高橋愛)。同じく座っている男(佐々木蔵之助)は手をつけようとしない。すると突然爆音が響き、催涙弾が窓の外から投げ込まれる。男は警察に追われているのだ。すでに包囲され、捕まるのは時間の問題と思われる男だが、人質にしている女たちからヒジキを進められ、身の上話しを聞いているうちに変化が訪れる。
【JUSTICE】
高校の廊下に響く英語。ヒアリングの授業中、教師のロバートはポツダム宣言を読んでいる。詰襟学ランの男子クラス生徒たちはノートに訳を書き取っている。「平和」、「安全」、「自由」、「民主主義」・・・。退屈そうにしていた東条(妻夫木聡)は、窓外のグランドの光景に目を奪われた。そこでは赤、青、緑のカラフルなブルマの体操着を来た女子たちがハードルを跳んでいたのだ。東条は、女子たちがブルマに指をかけてズレを直す仕草に注目し、机にその回数をカウントしていく。そしていよいよ、憧れの星さん(綾瀬はるか)の順番が回ってきた。
【ARITA】
気がついたときには、ありとあらゆる紙の上にARITAが現れていたという女の子(広末涼子)。誰のところにも現れるものと信じていたのだが、友達のノートにはARITAがいないことを知り、自分のなかの秘密のようにして22年間を過ごしてきた。そんなある日、ARITAの存在に疑問を持ちはじめるた彼女は、ARITAのいる紙に火をつけてみる。するとARITAは、奇声を上げながら部屋中を駆け回るのだった。
レビュー・口コミ(5件) 一覧へ
豪華な役者さんが一度に観れるし面白い企画だと思います。こういうのまたあったらみます。
4点是枝監督の justice なんだか頭に残ります。短編映画でも長編に負けないことを示してくれる映画でした。
4点※ネタバレありのレビューです。
3点とても素晴らしい作品なので、ぜひみなさんにも見ていただきたいです。
5点なんかかっこええ
5点
- ジャンル
-
制作国
日本
-
制作年
2000年代
- シリーズ
- キャスト
-
スタッフ
監督 : 岩井俊二、行定勲、堤幸彦、篠原哲雄、飯田譲治、北村龍平、望月六郎 プロデュース : 河井真也 エグゼクティブ・プロデューサー : 梅村宗宏 プロデューサー : 梅川治男 制作 : アン・エンタテインメント