第弐拾壱話～第弐拾四話

各話一覧

• 00:23:24

  第弐拾壱話 陣

  あらすじをみる 桝屋喜右衛門こと古高俊太郎をはじめ、桝屋内に潜伏していた長州藩の浪士たちを逮捕した新撰組。屯所では土方が古高を執拗な拷問にかけ、京都に潜伏する浪士たちの陰謀を吐かせることに成功する。近藤以下、祇園会所に集合する新撰組の隊士たち。一方、鉄之助は再び押し入れのなかに閉じこもってしまった。土方の命令で、鉄之助に隊服と差料を届ける烝が説得を試みるが、ショックから立ち直れない鉄之助は、かたくなに心を閉ざす。
  あらすじをみる 桝屋喜右衛門こと古高俊太郎をはじめ、桝屋内に潜伏していた長州藩の浪士たちを逮捕した新撰組。屯所では土方が古高を執拗な拷問にかけ、京都に潜伏する浪士たちの陰謀を吐かせることに成功する。近藤以下、祇園会所に集合する新撰組の隊士たち。一方、鉄之助は再び押し入れのなかに閉じこもってしまった。土方の命令で、鉄之助に隊服と差料を届ける烝が説得を試みるが、ショックから立ち直れない鉄之助は、かたくなに心を閉ざす。
• 00:23:25

  第弐拾弐話 戦

  あらすじをみる かたくなに心を閉ざし、他人との接触を拒絶する鉄之助。事情を何も知らない沙夜が見舞いに訪れていることを知ると、何かに触発されたように正気に返り、甲斐もなく帰りか ける沙夜を引き止め、出陣の意志を告げる。1864(元治元)年6月5日の夜、池田屋の空に打ち上げられた照明弾で一路、歴史的事件の渦中に向かう鉄之助。……強くなりたかったのは人を殺すためではなく、何もできない自分自身が憎かったからであると悟る。
  あらすじをみる かたくなに心を閉ざし、他人との接触を拒絶する鉄之助。事情を何も知らない沙夜が見舞いに訪れていることを知ると、何かに触発されたように正気に返り、甲斐もなく帰りか ける沙夜を引き止め、出陣の意志を告げる。1864(元治元)年6月5日の夜、池田屋の空に打ち上げられた照明弾で一路、歴史的事件の渦中に向かう鉄之助。……強くなりたかったのは人を殺すためではなく、何もできない自分自身が憎かったからであると悟る。
• 00:23:25

  第弐拾参話 誠

  あらすじをみる 1864(元治元)年6月5日、夜。池田屋を舞台に繰り広げられた新撰組と長州藩浪士たちの死闘は終焉を迎えようとしていた。別動隊の土方たちが到着したとき、彼の小姓鉄之助はひとり吉田に立ち向かっていた。一方、長州藩邸に援兵を呼びに向かった鈴だが、邸内からは何の反応もない。失意の鈴が池田屋の裏庭に戻ると、そこには……。
  あらすじをみる 1864(元治元)年6月5日、夜。池田屋を舞台に繰り広げられた新撰組と長州藩浪士たちの死闘は終焉を迎えようとしていた。別動隊の土方たちが到着したとき、彼の小姓鉄之助はひとり吉田に立ち向かっていた。一方、長州藩邸に援兵を呼びに向かった鈴だが、邸内からは何の反応もない。失意の鈴が池田屋の裏庭に戻ると、そこには……。
• 00:23:25

  第弐拾四話 鐵

  あらすじをみる 池田屋事件の翌日、京都は祇園祭で賑わい 、警戒中の隊士たちも祭り気分で心が踊っていた。鉄之助は辰之助、烝と一緒に祭り見物 に出かけたが、沙夜を誘おうと島原の揚屋へ向かう。取り残された辰兄と烝は一昨日の不和を解消、仲直りをする。一方、揚屋を訪れた鉄は沙夜と約束をする。「刀は抜いても… 絶対…ずっと・・・・・殺さないから」京都の夜空に打ちあがる花火。見あげる鉄の傍ら、烝はふと気づく・・・・・・ 「お前、少し背ェ伸びたんか?」
  あらすじをみる 池田屋事件の翌日、京都は祇園祭で賑わい 、警戒中の隊士たちも祭り気分で心が踊っていた。鉄之助は辰之助、烝と一緒に祭り見物 に出かけたが、沙夜を誘おうと島原の揚屋へ向かう。取り残された辰兄と烝は一昨日の不和を解消、仲直りをする。一方、揚屋を訪れた鉄は沙夜と約束をする。「刀は抜いても… 絶対…ずっと・・・・・殺さないから」京都の夜空に打ちあがる花火。見あげる鉄の傍ら、烝はふと気づく・・・・・・ 「お前、少し背ェ伸びたんか?」