第七話～第拾壱話

各話一覧

• 00:23:26

  第七話 鈴

  あらすじをみる 刀商・備前屋で一本の脇差に伸びる二本の腕。再会した鉄之助と鈴だが、店内で騒動を起こしてしまう。さらには来店していた侍の中山を怒らせる始末。仲介に入る辰之助の切切たる長広舌は圧巻!しかし鈴は、そんな辰之助の兄という存在に何ものか想いがめぐる。鈴は吉田稔麿にある優しさと残忍さとの両極的な性格に戸惑っていたのだ。年若い鈴の悩みに優しく接する吉田は、鈴を自分の後継者として育てようとしていたのだった。
  あらすじをみる 刀商・備前屋で一本の脇差に伸びる二本の腕。再会した鉄之助と鈴だが、店内で騒動を起こしてしまう。さらには来店していた侍の中山を怒らせる始末。仲介に入る辰之助の切切たる長広舌は圧巻!しかし鈴は、そんな辰之助の兄という存在に何ものか想いがめぐる。鈴は吉田稔麿にある優しさと残忍さとの両極的な性格に戸惑っていたのだ。年若い鈴の悩みに優しく接する吉田は、鈴を自分の後継者として育てようとしていたのだった。
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  第八話 恋

  あらすじをみる 土方に差料が欲しいと願い出たものの、呆気なく断られた鉄之助。藤堂がせめて竹光でもと手渡すが、鉄之助の逆鱗に触れてしまっただけ。近藤のお遣いで神社の出店へ行く鉄之助は黒飴屋の前で沙夜とハナに出会う。輪投げ屋で当てた景品は、沙夜が欲しがった瀬戸物の子豚でもなく、ハナが欲しがった赤いカンザシでもなく、オモチャの刀。お詫びにとオモチャの刀を差し出すが、ハナにとっては浪人の父の苦労が思い起こされるだけだった。
  あらすじをみる 土方に差料が欲しいと願い出たものの、呆気なく断られた鉄之助。藤堂がせめて竹光でもと手渡すが、鉄之助の逆鱗に触れてしまっただけ。近藤のお遣いで神社の出店へ行く鉄之助は黒飴屋の前で沙夜とハナに出会う。輪投げ屋で当てた景品は、沙夜が欲しがった瀬戸物の子豚でもなく、ハナが欲しがった赤いカンザシでもなく、オモチャの刀。お詫びにとオモチャの刀を差し出すが、ハナにとっては浪人の父の苦労が思い起こされるだけだった。
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  第九話 竜

  あらすじをみる 鉄之助と辰之助は土方から兵庫港へ荷物を取りに行くように言いつかる。辰は道中、鉄が問題を起こすのではないかとヒヤヒヤ・・。案の定、鈴を見かけた鉄はあとを追って兄とはぐれてしまう。鉄と鈴は迷子になりながらも辰がいる船着き場にたどりつく。鈴と別れたのち、船旅の半ばで大阪の枚方宿にいるとき、アメリカ国家を熱唱しながら道を行く坂本竜馬が現われる。鉄は亡き父・龍之介の面影と重なる坂本を追いかける。
  あらすじをみる 鉄之助と辰之助は土方から兵庫港へ荷物を取りに行くように言いつかる。辰は道中、鉄が問題を起こすのではないかとヒヤヒヤ・・。案の定、鈴を見かけた鉄はあとを追って兄とはぐれてしまう。鉄と鈴は迷子になりながらも辰がいる船着き場にたどりつく。鈴と別れたのち、船旅の半ばで大阪の枚方宿にいるとき、アメリカ国家を熱唱しながら道を行く坂本竜馬が現われる。鉄は亡き父・龍之介の面影と重なる坂本を追いかける。
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  第拾話 幽

  あらすじをみる 一年前、近藤・土方・沖田と行動をともにして芹沢鴨を暗殺した一件は、山南の心に深い傷を残した。土方と何かにつけて意見が対立する一方、もうひとりの副長としての自分自身に自信をなくす山南。ある時、見回り組が浪士に襲われたという一報で現場へ行く土方と沖田を追う山南だが、そこには陰陽師・布瑠部神実と彼が操る武装した巨人・膕が待ちうけていた。布瑠部の呪術によって、山南 は敵である膕に亡き芹沢の姿を見てしまう。
  あらすじをみる 一年前、近藤・土方・沖田と行動をともにして芹沢鴨を暗殺した一件は、山南の心に深い傷を残した。土方と何かにつけて意見が対立する一方、もうひとりの副長としての自分自身に自信をなくす山南。ある時、見回り組が浪士に襲われたという一報で現場へ行く土方と沖田を追う山南だが、そこには陰陽師・布瑠部神実と彼が操る武装した巨人・膕が待ちうけていた。布瑠部の呪術によって、山南 は敵である膕に亡き芹沢の姿を見てしまう。
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  第拾壱話 企

  あらすじをみる 辰之助が帳簿類を抱えて廊下を通っているところへ招かれざる客と出くわす。スカウト と称して壬生屯所に侵入した者は坂本龍馬。偶然通りかかった沖田にラブコールを送りつつ、一戦を交える龍馬は、平隊士たちの包囲網を突破し、辰にその名を告げて去っていく。入れかわりに家事手伝いの募集に応えて新撰組にやって来た、ほたるという少女。沖田のファンで、オッチョコチョイな性格の彼女だが、実は新撰組内偵の使命を帯びていた。
  あらすじをみる 辰之助が帳簿類を抱えて廊下を通っているところへ招かれざる客と出くわす。スカウト と称して壬生屯所に侵入した者は坂本龍馬。偶然通りかかった沖田にラブコールを送りつつ、一戦を交える龍馬は、平隊士たちの包囲網を突破し、辰にその名を告げて去っていく。入れかわりに家事手伝いの募集に応えて新撰組にやって来た、ほたるという少女。沖田のファンで、オッチョコチョイな性格の彼女だが、実は新撰組内偵の使命を帯びていた。