大江戸ロケット
二撥目~六撥目
各話一覧
- 00:23:24二撥目「お」 男は待っていたあらすじをみる 月まで届く打ち上げ花火の制作。見ず知らずの少女による、あまりにも非常識な仕事の依頼に、からかわれていると思った清吉はソラを冷たくあしらう。 一方、銀次郎は清吉を助けるために自分がついた嘘を、未だ赤井から疑われたままだった。町中で赤井にしつこく追求される銀次郎。彼は通りで赤井をまくことに成功するが、そこで黒衣衆に縛り付けられた白い獣を目撃する。 夕暮れ、清吉が長屋に戻ると、仲間たちが七輪を囲んで騒いでいた。騒ぎの中心にはソラの姿が。彼女が七輪の火に粉を投じる度に、火の色が鮮やかに変わっていくのが見える。粉の正体は硝石に硫黄、炭酸ストロンチウム。粉の割合によって火の色が変化していく。それは花火の火薬にも応用できるものだった。火薬に対するソラの深い知識を知った清吉。彼は、自分の技術に彼女の知識を加えることで、「月へ届く花火」への僅かな可能性を見い出し、ソラの頼みを聞き入れることを決心する。あらすじをみる 月まで届く打ち上げ花火の制作。見ず知らずの少女による、あまりにも非常識な仕事の依頼に、からかわれていると思った清吉はソラを冷たくあしらう。 一方、銀次郎は清吉を助けるために自分がついた嘘を、未だ赤井から疑われたままだった。町中で赤井にしつこく追求される銀次郎。彼は通りで赤井をまくことに成功するが、そこで黒衣衆に縛り付けられた白い獣を目撃する。 夕暮れ、清吉が長屋に戻ると、仲間たちが七輪を囲んで騒いでいた。騒ぎの中心にはソラの姿が。彼女が七輪の火に粉を投じる度に、火の色が鮮やかに変わっていくのが見える。粉の正体は硝石に硫黄、炭酸ストロンチウム。粉の割合によって火の色が変化していく。それは花火の火薬にも応用できるものだった。火薬に対するソラの深い知識を知った清吉。彼は、自分の技術に彼女の知識を加えることで、「月へ届く花火」への僅かな可能性を見い出し、ソラの頼みを聞き入れることを決心する。
- 00:23:25三撥目「え」 縁に縛られた銀ノ狐あらすじをみる 清吉たちと同じ長屋で生活することになったソラ。若く美しい少女との突然の同居に、ソラに一目惚れをした清吉の弟・駿平を筆頭に、長屋の住人たちは一斉に色めき立つ。その喧騒の中、銀次郎はトイレの影に隠れていた赤井を見つけた。赤井は「合わせたい人間がいる」と銀次郎を外に連れ出す。 道中、気が乗らない銀次郎は、さり気なく赤井との距離を開けて逃げようとするが、黒衣衆に周囲を取り囲まれ、そのまま連行されることに。一行は人目に付かないところまで歩くと、黒衣衆は一斉に銀次郎に襲いかかってきた……。あらすじをみる 清吉たちと同じ長屋で生活することになったソラ。若く美しい少女との突然の同居に、ソラに一目惚れをした清吉の弟・駿平を筆頭に、長屋の住人たちは一斉に色めき立つ。その喧騒の中、銀次郎はトイレの影に隠れていた赤井を見つけた。赤井は「合わせたい人間がいる」と銀次郎を外に連れ出す。 道中、気が乗らない銀次郎は、さり気なく赤井との距離を開けて逃げようとするが、黒衣衆に周囲を取り囲まれ、そのまま連行されることに。一行は人目に付かないところまで歩くと、黒衣衆は一斉に銀次郎に襲いかかってきた……。
- 00:23:25四撥目「ど」 ドキドキ無用あらすじをみる 人気の無い林の中にある小屋で火薬の調合をする清吉だが、なかなか作業が進展せず、いつしか小屋の中で熟睡してしまう。ソラは、倒れるように寝ている清吉の小屋に入ると、彼が失敗した火薬の皿に、自分の持つ粉を加えるのだった。 翌朝、従来には無い火力を持つ新型火薬が、いつのまにか完成していたことに大喜びの清吉。自分が寝ぼけて作ったのか、いまいち制作の過程を覚えていないと言う清吉だが、とにかくこれで月まで届く花火が出来ると大騒ぎ。だが、花火の打ち上げの際には、大きな発射音と煙が発生してしまうので、赤井に悟られない必要があった。そこで、発射台は長屋の井戸に決め、鍵屋が盛大に花火を打ち上げる隅田川の川仕舞の日に、他の花火に紛れさせる形で打ち上げを決行することに。 打ち上げ当日、清吉たちは万全の体制で準備を進め、いざ導火線に火を付ける。だがその瞬間、清吉と銀次郎は、ソラの姿が見当たらないことに気が付く……!!あらすじをみる 人気の無い林の中にある小屋で火薬の調合をする清吉だが、なかなか作業が進展せず、いつしか小屋の中で熟睡してしまう。ソラは、倒れるように寝ている清吉の小屋に入ると、彼が失敗した火薬の皿に、自分の持つ粉を加えるのだった。 翌朝、従来には無い火力を持つ新型火薬が、いつのまにか完成していたことに大喜びの清吉。自分が寝ぼけて作ったのか、いまいち制作の過程を覚えていないと言う清吉だが、とにかくこれで月まで届く花火が出来ると大騒ぎ。だが、花火の打ち上げの際には、大きな発射音と煙が発生してしまうので、赤井に悟られない必要があった。そこで、発射台は長屋の井戸に決め、鍵屋が盛大に花火を打ち上げる隅田川の川仕舞の日に、他の花火に紛れさせる形で打ち上げを決行することに。 打ち上げ当日、清吉たちは万全の体制で準備を進め、いざ導火線に火を付ける。だがその瞬間、清吉と銀次郎は、ソラの姿が見当たらないことに気が付く……!!
- 00:23:25五撥目「ろ」 論(ろん)あらすじをみる 隠し事をしていたソラに腹を立てた清吉は、未だその怒りを収めきれずにいた。銀次郎は、清吉とソラを仲直りさせようと、花火の試し打ちを名目に、二人で温泉に行くことを勧める。 結局、銀次郎の計らいによって、温泉の湧く山奥へ向かった清吉とソラ。清吉は山の中で花火の試し打ちを始めようと準備するが、その場であぐらをかいて座り込んでしまう。月まで花火を届かせるためには、とてつもなく巨大な打ち上げ筒と、それに見合うだけの莫大な量の火薬が必要となる。だが、爆発が激しすぎれば、打ち上げ筒ごと破裂してしまう。前回の花火の結果から、現状の方法論でいくら試作花火を打ち上げても無駄なことを彼は理解していた。 二人は森の中を歩き出すと、鉄十と名乗る男と出会う。突然、二人の目の前に現われた鉄十は、常人には解読不可能な言語でソラを会話を始める。さらに彼はソラのことを"姫"と呼び、六匹の狸と共に歓迎会を開き始めるのだった。あらすじをみる 隠し事をしていたソラに腹を立てた清吉は、未だその怒りを収めきれずにいた。銀次郎は、清吉とソラを仲直りさせようと、花火の試し打ちを名目に、二人で温泉に行くことを勧める。 結局、銀次郎の計らいによって、温泉の湧く山奥へ向かった清吉とソラ。清吉は山の中で花火の試し打ちを始めようと準備するが、その場であぐらをかいて座り込んでしまう。月まで花火を届かせるためには、とてつもなく巨大な打ち上げ筒と、それに見合うだけの莫大な量の火薬が必要となる。だが、爆発が激しすぎれば、打ち上げ筒ごと破裂してしまう。前回の花火の結果から、現状の方法論でいくら試作花火を打ち上げても無駄なことを彼は理解していた。 二人は森の中を歩き出すと、鉄十と名乗る男と出会う。突然、二人の目の前に現われた鉄十は、常人には解読不可能な言語でソラを会話を始める。さらに彼はソラのことを"姫"と呼び、六匹の狸と共に歓迎会を開き始めるのだった。
- 00:23:25六撥目「けっ」 決闘大初恋あらすじをみる 江戸の花火の殆どを手がけることで有名な花火屋の鍵屋。その鍵屋の娘であるおりくが、清吉たちの住む長屋にやって来た。かつて清吉は鍵屋で勤めていたが、大金持ちの依頼通りに花火を作るだけの方針に嫌気がさして飛び出した過去があり、おりくとは子供の頃から一緒に育った幼馴染でもあった。 老中・水野忠邦による天保の改革。その倹約令に逆らう行為であることを知りながら、ソラの頼みで月まで届く花火を清吉が作ろうとしていることを知ったおりくは、彼の行動を止めさせ、鍵屋に連れ帰るためにやって来たと言う。 町中でやたらと花火を爆発させるという"爆発小町"の呼び名で有名な彼女は、長屋の門を吹き飛ばすと清吉に詰め寄り、倹約令に逆らったら、すぐにでも町方が捕らえに来ると警告。さらにおりくはソラの目の前で、彼女が天保の改革に不満を持つものを捕らえるために、わざと町人を扇動させるために現われた鳥居の手先かもしれないと言い放つ。あらすじをみる 江戸の花火の殆どを手がけることで有名な花火屋の鍵屋。その鍵屋の娘であるおりくが、清吉たちの住む長屋にやって来た。かつて清吉は鍵屋で勤めていたが、大金持ちの依頼通りに花火を作るだけの方針に嫌気がさして飛び出した過去があり、おりくとは子供の頃から一緒に育った幼馴染でもあった。 老中・水野忠邦による天保の改革。その倹約令に逆らう行為であることを知りながら、ソラの頼みで月まで届く花火を清吉が作ろうとしていることを知ったおりくは、彼の行動を止めさせ、鍵屋に連れ帰るためにやって来たと言う。 町中でやたらと花火を爆発させるという"爆発小町"の呼び名で有名な彼女は、長屋の門を吹き飛ばすと清吉に詰め寄り、倹約令に逆らったら、すぐにでも町方が捕らえに来ると警告。さらにおりくはソラの目の前で、彼女が天保の改革に不満を持つものを捕らえるために、わざと町人を扇動させるために現われた鳥居の手先かもしれないと言い放つ。