- ジャンル
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作詞
山上路夫
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作曲
馬飼野康二
JAM Projectでの活動はもとより、ソロアーティストとしても数々の作品を生み出し続けてきた影山ヒロノブ。「燃」の1文字で表現されるような、熱い魂が込められた彼の歌声は、いまやアニソンというカテゴリー自体にとって欠かすことのできない大きな存在となっている。
そんな影山ヒロノブが、2017年にデビュー40周年を迎えることとなった。そんな記念すべきシーズンならではの特別企画(のひとつ)として、1月よりスタートしたLINE LIVE番組『~影山ヒロノブデビュー40周年記念LINE LIVE~「影生ヒロノブ」』。
番組は毎月配信を予定しており、番組内では、名曲アニソンのカバーを披露。その第1弾として1月に披露されたのが「薔薇は美しく散る」である。
この楽曲、オリジナルは山上路夫が作詞を、馬飼野康二が作曲・編曲を手がけ、鈴木宏子が歌うTVアニメ『ベルサイユのばら』OPテーマで、あまたの人が知る超名曲アニソンのひとつ。それを、大胆にもラテン系のサウンドにリアレンジし、影山ヒロノブならではの魂のこもったヴォーカルで“熱く”歌い上げている。
<サウンドインプレッション>
影山ヒロノブがベルばらOPを歌う!というだけでも充分にワクワクさせられるのだが、実際の楽曲を聴いてみると、アコースティックギターをメインに据えていたり、ボンゴやコンガ、ハンドクラップでリズムを刻んでいたり、さびのところでストリングアレンジが加わったりと、まさにラテンミュージックそのものといったアレンジにビックリ。結果として、ハイレゾ音源ではまるでストリートライブのようなリアルさ、臨場感を味わうことができる。
さらに、オリジナル版が女性シンガーであるのにもかかわらず、まるで歌い慣れた自分の楽曲でもあるかのように、自然な歌声で、ひとつひとつの歌詞に思いをはせつつ、大切に大切に歌い上げてくれている。おかげで、原曲とは別の意味で感動的な、とてつもなく情熱的なサウンドに生まれ変わっているのだ。ただのカバー曲ではない、影山ヒロノブならではのサウンドだ。
(野村ケンジ)
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制作フォーマット: 96kHz/32bit
配信フォーマット: 96kHz/24bit
マスタリングエンジニア:坂元達也
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- 薔薇は美しく散る 261円