『特別版 Free!-Take Your Marks-』オリジナルサウンドトラック「Bring it in!」

加藤達也
アルバム
3,520円
※ハイレゾ楽曲の試聴はすべて通常音源になります。
ハイレゾファイル形式:FLAC | 24bit/96kHz
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 人気シリーズ『Free!』の完全新作アニメ『特別版 Free! -Take Your Marks-』のオリジナルサウンドトラック「Bring it in!」が登場。CD版と同日に、ハイレゾバージョンもリリースされることとなった。
 TVアニメ第2期「Free! Eteranal summer」のその後、高校卒業を間近に控えた遙や真琴たちの姿を4編のストーリー構成で描いた作品ということもあり、TVシリーズから劇伴を手がける加藤達也がそれぞれのストーリーに合わせ『Free!』らしさに満ちた、それでいていつもとは違う特別感のある感動的なサウンドを作り出している。
 また、今回のアルバムにはED主題歌「What Wonderful Days!!」の各話スペシャルバージョン3タイプも収録。各バージョンごとにセリフを言うキャストやコーラスのメンバー構成が異なっていたりと、聴き比べるのがとても楽しい内容になっている。こちらにも注目だ。

<ココが聴きどころ!>
 TVアニメ1期『Free!』劇伴「Ever Blue Sounds」やTVアニメ2期『Free!-Eternal Summer-』劇伴「Clear Blue Notes」と同じく、この「Bring it in!」でも加藤達也ならではのメロディアスで印象的な楽曲が数多く並んでおり、たとえ作品を見ていない人でも楽しめそうな、充実したアルバムに仕上がっている。その一方で、アニメを見た人にとっては曲を聴くたびにそれぞれのシーンが思い出され、とても感動的なアルバムに感じられるはず。これはアニメの音響を、役者の演技指導はもちろん劇伴の使い方にも定評を持つ鶴岡陽太音響監督が務めているため。ファンにとっては、音楽で『Free!』の感動を(しかも気軽に)持ち歩ける、素敵なアルバムとなっているのだ。
 ここでオススメするハイレゾバージョンのメリットは、なんといっても音のリアルさだろう。アコースティック楽器も少なからず使われているこのアルバムでは、ハイレゾバージョンの方が音の通りが良く、感動もひとしお!に思えるはず。また、EDテーマ「What Wonderful Days!!」もハイレゾバージョンの魅力が映える楽曲となっている。たとえば#01と#02は、各キャストのセリフがとてもリアルに感じられるし、いっぽう#03では12人ものメンバーが歌うコーラスの中から、それぞれのキャラクターの歌声を拾い上げることだってできる。このように、ハイレゾバージョン「Bring it in!」は、情報量の多さからいろいろな聴き方が楽しめる作品に仕上がっている。ファンの方には是非聴いて欲しいバージョンだ。
(野村ケンジ)

収録曲

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加藤達也

1980年7月28日生まれ、千葉県出身の作・編曲家。主にアニメの劇伴作曲家として知られる。幼少よりエレクトーンを弾き始め、中学時代は打ち込みで作曲を開始。その後、DTMでヴォーカル曲を作るようになる。東京音楽大学に進学し、作編曲を三枝成彰、服部克久、小六禮次郎、羽田健太郎に師事。次第に劇伴作曲家を目指すようになる。代表作は『ラブライブ!サンシャイン!!』『境界線上のホライゾン』『Free!』『食戟のソーマ』『最遊記-RELOAD BLAST-』『アイドリッシュセブン』など多数。