弐十手物語
あらすじ
丑寅の艮(うしとらのごん)の三畳にこもる怨気…? 何度も突き落とされそうになったという妻・おはまの訴えで、調べを進める飯伍だが、夫・松吉に動機はなし。おはまの住む三畳間に原因があるのか? 呪いや祟りを相手に大岡の裁きは…?
配信中作品一覧
- 弐十手物語71 色即是空 空即是色 色十手・二
440円
江戸城内の御金蔵が破られた現場に呼ばれた鶴次郎。盗まれた千両箱の中身がふきたての壱分金であることを確認する。犯人は女二人組だと見抜くが…。 - 弐十手物語72 大江戸同心
440円
御金蔵破りの事件を解決した鶴次郎。幕府から大江戸同心の名蹟を与えられる。しかし、あふち(石出帯刀)と姉の桃波の因縁を解くため、江戸を去ろうとする桃波を追う。それは、陰陽道の掟に関わる運命だった…。 - 弐十手物語73 女の城
440円
薩摩の別式女・二十五(にとご)。彼女は武士の矜持から手込めにされたことを隠そうとする。相手の美濃屋を斬り殺さずに毒殺したのも、自分との関わりを隠す為だった。捕まって恥を晒すよりも自害を考える二十五を、思いとどまらせようと鶴次郎がとった行動とは…? - 弐十手物語74 落とした美女
440円
奇怪な魔術・飯綱(いづな)使い、鶴次郎を襲った愁麗(しゅうれい)。だが、くらまに手傷を負わされ、愁麗は女牢に逃げ込んで行くが…。 - 弐十手物語75 蜻蛉狩り五十三次
440円
女白波・利世(りよ)が金品を盗んだのは、蜻蛉玉を手に入れる為だった。持ち主は、蔵前の札差・大口屋清右衛門。蜻蛉玉というのは、正倉院に秘蔵されていた御物であったが…。 - 弐十手物語76 蜻蛉狩り五十三次・二
440円
蜻蛉玉を狙う殺し屋・集命(しゅうめい)。しかし、鶴次郎は身売りされた美少女・きりの事ばかりが気がかりだった。鶴次郎の命を救ってくれた蜻蛉玉が、なぜきりの味方をしなかったのか? 蜻蛉玉の持つ奇妙な性格が、次第に明らかになっていくが…。 - 弐十手物語77 蜻蛉狩り五十三次・三
440円
鶴次郎から蜻蛉玉の在り処を聞き出そうとする、くの一・土蜘蛛。老中に化けた下野小三郎は猫座によって討ち果たされるが、主人の死を知った土蜘蛛は、自害しようとするが…。 - 弐十手物語78 女宿り
440円
象の彫り物・禽獣座を使い、最強の妖・キクエラを成仏させようとする鶴次郎。だが、妖から発する情欲に負けると、禽獣座の力は失われてしまうという。情欲に対抗する為、鶴次郎は旅籠のおかみに精を抜いてもらおうとするのだが…。 - 弐十手物語79 女宿り・二
440円
禽獣座を探す鶴次郎の前に、岡引の「もやい」が現われる。もやいが拾った禽獣座を手にし、一息つく鶴次郎。そこへ妖・キクエラの憑依した町娘が現われるが…。 - 弐十手物語80 八丁堀二十四時
440円
火消しの巳之吉殺しを探索する鶴次郎。鶴次郎は、文字若を恐喝し、背後にいるであろう与力をあぶり出しに掛かったが…。
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レビュー・口コミ(1件) 一覧へ
- 当時の同心の地位や懐具合が良く分かります。
江戸の風俗や出来事も詳しく描かれており「弐十手物語」を読むだけで江戸通に
なれます。
作品の中にはたくさんの女性キャラが登場しますが、私はくの一くらまが、強く
て健気で一番好きです。
しかし定次郎、もて過ぎですね。いくらなんでも身体が持たないのでは?