ミナミの帝王
あらすじ
鬼の住む街、大阪ミナミ…。十一(トイチ)の高利貸し、萬田銀次郎がキリトリ三昧! 《十一の銀次郎 1~4》自動車整備会社社長・徳永と銀次郎の一騎打ち! 逃げる男と追う男、果たして…? 全8話収録。
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- ミナミの帝王(41)
544円
診療報酬の不正請求、職員の水増し、そして患者を死に至らしめる医療体制……宇田川病院の悪事を暴こうとする萬田銀次郎(まんだ・ぎんじろう)は、看護師の資格を持つ美夏(みか)を宇田川病院に潜入させて調べさせる。そして院長の宇田川(うだがわ)と婦長のカナエがデキていると知った萬田は、不正の秘密を握るカナエを引き込もうと、美香に宇田川を誘惑させて……!? - ミナミの帝王(42)
544円
心斎橋銀行に定期預金をだまし取られて倒産した田崎(たさき)は、同じような境遇に立たされた篠村(しのむら)に相談されて、萬田銀次郎(まんだ・ぎんじろう)のもとに連れて行く。そして萬田は、篠村のために心斎橋銀行と直接交渉して、借り入れ元本返済の凍結、金利分のみの返済、その金利の1%引き下げという返済計画の変更を要求する。しかし、銀行側は報復として担保の競売を……!? - ミナミの帝王(43)
544円
父親の経営する矢田通信のために、萬田銀次郎(まんだ・ぎんじろう)から800万円を借りた矢田菜摘(やだ・なつみ)。その返済にホステスをする菜摘をつけていた父親は、菜摘が働くクラブのママが北星商事の社長秘書と同一人物だと知る。そして菜摘と一緒に利息を払いに来た父親は、萬田に北星商事の玉城(たましろ)から詐欺に遭ってるかもしれないと相談して……!? - ミナミの帝王(44)
544円
1千万円を貸した清水千代松(しみず・ちよまつ)が死んだと知らされた萬田銀次郎(まんだ・ぎんじろう)。死人に取り立ては出来ないと一度は諦めた萬田だったが、その死に方に納得できず、千代松の事を調べ上げる。そして、性格や嗜好の違いから、死んだ千代松と萬田から金を借りた男は別人だとたどりつき、戸籍売買を利用したと知って……!? - ミナミの帝王(45)
544円
農業連合に騙されて、借りてもいない9億円を借金にされてしまった源吉(げんきち)達。それを聞いた萬田銀次郎(まんだ・ぎんじろう)は、源吉達に農業連合を訴えるように助言して覚悟を決めさせる。そして萬田は、弁護士の小畑(こばた)に仕事を依頼して源吉の借用書を見てもらうが、万にひとつも勝ち目はないと断言されてしまい……!? - ミナミの帝王(46)
544円
ゴルフだけが道楽のホルモンそば屋店主・八尾(やお)は、2千万円払って鐘ヶ崎ゴルフ倶楽部の会員権を買う。しかし八尾は、倶楽部の入会は拒否されてゴルフ場でプレイすることができず、その会員権は1ヶ月にして1千万円に値崩れしていた。萬田銀次郎(まんだ・ぎんじろう)はそれには何か裏があると考えるが、元極道の八尾は刃物を持って出て行き……!? - ミナミの帝王(47)
544円
友人の岩崎(いわさき)から、月に1割の利息を払うと言われて1千万円を貸した山本(やまもと)。そして借金を返してもらおうとした山本は、金を取り立てると出資法違反で逮捕されるぞと岩崎から脅されてしまう。そこで萬田銀次郎(まんだ・ぎんじろう)に相談した山本は、萬田へ債権を売ることを提案されるが、元恋人で岩崎の妻となった菜穂(なほ)の将来を考えて……!? - ミナミの帝王(48)
544円
天才設計士・天宮(あまみや)を抱える村雨総合企画は、真水建設と提携して「さきたまアリーナ」のコンペに優勝することに賭けていた。しかし、現知事の津地田(つちだ)は大日建設に優勝させようと暗躍する。それは現知事の津地田と副知事の太田(おおた)の政治生命を左右する争いとなり……!? そして公共事業に渦巻く深い闇に萬田銀次郎(まんだ・ぎんじろう)は……!? - ミナミの帝王(49)
544円
保証人の財産目当てに債務者をだます大日商工ローンの鮫川(さめかわ)は、分譲マンションを所有する慶子(けいこ)を保証人にした瀬本(せもと)に1千万円を貸す。そして経営難の瀬本は、萬田銀次郎(まんだ・ぎんじろう)にも500万円を借金をして、ついには夜逃げしてしまう。ひとり残された慶子には鮫川の魔の手が迫り……!? - ミナミの帝王(50)
544円
瀬本(せもと)の連帯保証人となった慶子(けいこ)は、所有するマンションを大日商工ローンの鮫川(さめかわ)に取られないために、萬田銀次郎(まんだ・ぎんじろう)と手を組む。そして鮫川から裁判で負けると脅された慶子は、商工ローンの借金を踏み倒す方法として、萬田から2億円を借りて公正証書を作成するのだが……!?
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