龍-RON-

あらすじ

押小路男爵家の長男・龍は、武道専門学校校長・内藤の教えに感銘を受け、武道専門学校「武専」に入学することになった。その登校初日の朝、乱暴者たちとケンカをしている龍を見ている男がいた。「武専」で顔合わせを済ませた龍の前に、そのときの男が現われ…。次第に戦争へと傾斜していく昭和初期の京都を舞台に、ひたすら剣の道を極めんとする男・龍の破天荒な生き方を描く!!

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  • 龍-RON- 31
    龍-RON- 31
    戦闘機で逃亡をはかる鳳花に、曹は恨みを込めて銃撃を浴びせる。だが戦闘機は上空に飛び立ち、鳳花は、曹を撃ち殺すよう操縦士に命令。銃弾を受け片足を吹き飛ばされた曹は、止血しようと駆け寄った龍に自分を殺して欲しいと頼むが…。
  • 龍-RON- 32
    龍-RON- 32
    1941年12月8日未明。数時間後に上海からアメリカへ発つ恋人・アンナのことを想い、文龍は埠頭に立って船を見つめていた。文龍から恋人のことを聞いた龍は、かつて自分も愛する女性と引き離されたことを語る。その時、上海港に火の手が上がり…。
  • 龍-RON- 33
    龍-RON- 33
    1942年2月。銀行筋に顔が利く関東軍の少将・安田に身体をまかせ、大連随一の料亭を手に入れた小鈴。心の奥で龍への思いを引きずりつつも、女ひとり生きていく決意を固めていた。そんなある晩、いつものように安田の相手をしていた小鈴に、大広間から声がかかる。
  • 龍-RON- 34
    龍-RON- 34
    古くから霊山として知られる千山。龍は、そこに点在している「観」の中でももっとも広大であり、正統馬賊の総本山と言われている「無量観」にやってきた。あいにく最高指導者・葛月潭老師は留守であったため、入門の許可は保留のまま、とりあえずは客人として滞在することになった。
  • 龍-RON- 35
    龍-RON- 35
    中国共産党の政治的中心・延安にやって来た文龍。そこでの生活にも慣れた頃、仲の良かった同志が反革命分子の疑いをかけられ、連行されるという事件が起きた。党に対して不安と戸惑いの気持ちが湧き上がっていたそんな折、図書室を訪れた文龍は、毛沢東主席の夫人・江青と出会う。
  • 龍-RON- 36
    龍-RON- 36
    新京の満映社宅・田鶴邸。そこには、久ーの帰宅で娘・和華と再会した龍の姿があった。赤ン坊の時に会って以来写真でしか龍を知らない和華であったが、そこはやはり親子。打ち解けるのにそれほどの時間はかからなかった。束の間の一家団らんの時を過ごしていた龍であったが…。
  • 龍-RON- 37
    龍-RON- 37
    ていが監督する新作映画「人販子」の主役に抜擢され、満映でのカメラテストに臨んだ孤児・雲龍。そこで披露したものは、小盗児市場の物売りの物真似だった。ていは、その巧みで滑稽な描写の中に、いつもお腹をすかして市場をさまよっていた雲龍の生き様を垣間見る。
  • 龍-RON- 38
    龍-RON- 38
    1944年11月初旬の大連。小鈴の料亭で、押小路卓麿と甘粕正彦が会っていた。戦況は日本にとって絶望的な状況だったが、彼らの話はこの戦争の行方だけではなかった。満州国を存続させるための最終手段である秘宝とは、まさに今、龍が追っているものであることを聞いた小鈴は…!?
  • 龍-RON- 39
    龍-RON- 39
    日本の戦況がさらに悪化の一途を辿るなか、満州では田鶴組のキャストとスタッフたちにより、渾身の映画製作が進められていた。そして、ついに迎えた撮影終了の時。そこには、日本人と満州人という人種を越え、同じ製作現場の人間として新しい映画の誕生を祝う者たちの姿があった。
  • 龍-RON- 40
    龍-RON- 40
    秘宝とともに満ソ国境の砦に立てこもった鳳花は、馬賊を率いて追ってきた龍に休戦を要請したのち、なんと京劇の衣装で龍の前に姿を現した。「秘宝を手にしたければ私の命を奪いなさい」と覇王別姫(覇王との別れの舞い)を舞う美しいその姿とは裏腹に、その身は深い傷を受けていて…。
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レビュー・口コミ(2件) 一覧へ

  • おもしろいですよー!スポ根プラス歴史モノな感じでわたしにはツボでした!
    5点
    バイバイさん
  • とても面白いです!昭和初期が舞台なのでたいていは戦争で暗くなりがちですが、この漫画は視点がグローバルで飽きません!主人公の恋愛の変遷も見どころです??
    5点
    モツクシさん

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