あらすじ
押小路男爵家の長男・龍は、武道専門学校校長・内藤の教えに感銘を受け、武道専門学校「武専」に入学することになった。その登校初日の朝、乱暴者たちとケンカをしている龍を見ている男がいた。「武専」で顔合わせを済ませた龍の前に、そのときの男が現われ…。次第に戦争へと傾斜していく昭和初期の京都を舞台に、ひたすら剣の道を極めんとする男・龍の破天荒な生き方を描く!!
配信中作品一覧
- 龍-RON- 28
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満映の映画に疑問を感じたていは、現地の人間が集まる地元の映画館を見て回る。そこで目にしたのは、上海製の中国映画に熱狂し、涙する観客たちの姿だった。翌日、ていは満映の甘粕理事長の部屋へ呼びつけられる。満映の映画の問題点に気付いたていに、甘粕が命じたのは…。 - 龍-RON- 29
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息子・冬馬のふとした表情に龍の面影を求めつつも、卓磨との親子三人の時間に幸せを感じる小鈴。一方、龍が生きていることを小鈴に言えなかったていは、龍に「どこかに自分の子どもはいないか」と尋ねる。日本から脱出した時の記憶を失っている龍は、はっきりと答えることができず…。 - 龍-RON- 30
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てい監督作品「狼争虎闘」の巡回上映班に加わった龍と曹徳豊は、満州国内を移動しながら秘宝を持ち去った鳳花の行方を追っていた。同じころ、満映の甘粕理事長は、龍の叔父・卓磨と財界の実力者・愛川を呼び出し、秘宝探しの資金援助を依頼する。 - 龍-RON- 31
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戦闘機で逃亡をはかる鳳花に、曹は恨みを込めて銃撃を浴びせる。だが戦闘機は上空に飛び立ち、鳳花は、曹を撃ち殺すよう操縦士に命令。銃弾を受け片足を吹き飛ばされた曹は、止血しようと駆け寄った龍に自分を殺して欲しいと頼むが…。 - 龍-RON- 32
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1941年12月8日未明。数時間後に上海からアメリカへ発つ恋人・アンナのことを想い、文龍は埠頭に立って船を見つめていた。文龍から恋人のことを聞いた龍は、かつて自分も愛する女性と引き離されたことを語る。その時、上海港に火の手が上がり…。 - 龍-RON- 33
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1942年2月。銀行筋に顔が利く関東軍の少将・安田に身体をまかせ、大連随一の料亭を手に入れた小鈴。心の奥で龍への思いを引きずりつつも、女ひとり生きていく決意を固めていた。そんなある晩、いつものように安田の相手をしていた小鈴に、大広間から声がかかる。 - 龍-RON- 34
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古くから霊山として知られる千山。龍は、そこに点在している「観」の中でももっとも広大であり、正統馬賊の総本山と言われている「無量観」にやってきた。あいにく最高指導者・葛月潭老師は留守であったため、入門の許可は保留のまま、とりあえずは客人として滞在することになった。 - 龍-RON- 35
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中国共産党の政治的中心・延安にやって来た文龍。そこでの生活にも慣れた頃、仲の良かった同志が反革命分子の疑いをかけられ、連行されるという事件が起きた。党に対して不安と戸惑いの気持ちが湧き上がっていたそんな折、図書室を訪れた文龍は、毛沢東主席の夫人・江青と出会う。 - 龍-RON- 36
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新京の満映社宅・田鶴邸。そこには、久ーの帰宅で娘・和華と再会した龍の姿があった。赤ン坊の時に会って以来写真でしか龍を知らない和華であったが、そこはやはり親子。打ち解けるのにそれほどの時間はかからなかった。束の間の一家団らんの時を過ごしていた龍であったが…。 - 龍-RON- 37
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ていが監督する新作映画「人販子」の主役に抜擢され、満映でのカメラテストに臨んだ孤児・雲龍。そこで披露したものは、小盗児市場の物売りの物真似だった。ていは、その巧みで滑稽な描写の中に、いつもお腹をすかして市場をさまよっていた雲龍の生き様を垣間見る。
- ジャンル
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掲載雑誌
ビッグコミックオリジナル
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出版社
小学館
レビュー・口コミ(2件) 一覧へ
- おもしろいですよー!スポ根プラス歴史モノな感じでわたしにはツボでした!5点
- とても面白いです!昭和初期が舞台なのでたいていは戦争で暗くなりがちですが、この漫画は視点がグローバルで飽きません!主人公の恋愛の変遷も見どころです??5点