あらすじ
解体所でスクラップ寸前の「フェアレディS30Z」――。アキオが出会ったバキバキチューンのこの魔物は、かつて3人ものオーナーを飲み込んできたという伝説を持つ、その名も“悪魔のZ”だった――。“Z”の魔性に導かれていくアキオは、超速のポルシェ「ブラックバード」を駆る“湾岸の帝王”と対決することに。そして……新たなる伝説(レジェンド)へ……。熱き想いが、路面を焦がして疾走する。鉄の四輪に魅入(みい)られた、男たちの闘い。それは……、湾岸ストーリー!
配信中作品一覧
- 湾岸MIDNIGHT(31)
759円
Z32専門の天才チューナー・山下との出会いによって、「本物のアタシの走り」を追求しはじめた、キャバ嬢マコト。ポルシェ911“ブラックバード”の助手席で、当たり前のステアリングが「当たり前ではなくなる瞬間」を体感する……!! アキオの走りに「自分の求めていたモノ」を発見したマコトは……!? 深夜の首都高に現れる、幻のような空間。湾岸モーターストーリー!! - 湾岸MIDNIGHT(32)
759円
幻のF1タービンがZに与えた、これまでと違う「何か」に戸惑うアキオ。暫定(ざんてい)仕様のセッティングを経たZは、車体とアキオをつなぎとめていた「リード」をか細く変えていた!! 塗り替えられていくフィール。一方、決して変わらぬものもある――。首都高にてブラックバードとの“編隊飛行”に挑んだアキオは、Zに隠れていた本質……ハガネのボディの生命力を実感。そして「コインの裏表」の存在であるポルシェもまた、決してZと交わることのない「高み」を知ろうとしていた……! - 湾岸MIDNIGHT(33)
759円
湾岸は、踏みっぱなしのクローズドコースじゃない!! 水曜深夜、首都高バトル……熱くなる!! 一度はブラックバードに撃墜(げきつい)されたマコトのZ32は、自分のテンポ(速さ)で線をつなぎはじめた……! F1タービンを積んだ“悪魔のZ”も加わる走りのなかで、マコトは何をつかむのか――!? そして、ポルシェ911ターボに秘められた「毒」が、深夜の湾岸線を蝕(むしば)んでいく――!! - 湾岸MIDNIGHT(34)
759円
ポルシェ911ターボモデルは、“地上を走るメッサーシュミット”! それなら“地上のゼロ戦”は……!? チューナー山本のもとに、異母弟・ユウジが初めてやって来た。今は亡き父の、そしてかつてあった自分の「想い」を再確認した山本は、ユウジに対して「“地上のゼロ戦”をともに造ろう」と誘いかけるのだが――!? ただひたすらに「速さ」を求める、心熱き男たちのドラマ。それが――湾岸モーターストーリー!!!! - 湾岸MIDNIGHT(35)
759円
S2000を“ゼロ”化せよ――。白熱する“地上のゼロ戦”編!! 年の離れた異母兄・チューナー山本から、“地上のゼロ戦”を造ろうと提案されたユウジ。その土台を選択しようと、RX-7やNSXの試乗を重ねるなか、ユウジは富永の購入したホンダS2000になぜか心が惹(ひ)かれていく……。「結果として二番手だとしても、同じ道は決して通らない」――ホンダイズムを体感したユウジは、ほかのクルマとは違う「何か」を刻み込み……!? - 湾岸MIDNIGHT(36)
759円
ターボ化されたホンダ“S2000”を乗りこなせ!! ――加速する“地上のゼロ戦”編!! アキオの運転するS2000(=エス)に同乗し、自分の運転とのあまりの違いに愕然(がくぜん)とするユウジ。その一方でエスはターボ化、着々と“地上のゼロ戦”へと変貌(へんぼう)を遂げていた――。MADE IN JAPANのエスは、“地上のメッサーシュミット”=ポルシェ911ターボを撃墜(げきつい)できるのか……!? 男のロマンが昇華する、湾岸モーターストーリー!! - 湾岸MIDNIGHT(37)
759円
ターボ化エス(=ホンダS2000)に手こずるユウジだが、いまだ自信を持てぬまま、次の水曜深夜にアキオたちと「走(ヤ)る」ことになる――。そのバトルの前に、アキオの計らいを受けたユウジは、ブラックバードからポルシェ911ターボを借りるのだが……!? エスは、山本とユウジの追い求める“地上のゼロ戦”として飛び立つことができるのか――。そして来る、水曜24時。男たちの闘いが始まる――!!!! - 湾岸MIDNIGHT(38)
759円
人生にプレはない! 再発進する“地上のゼロ戦”!! アキオの“悪魔のZ”や、ポルシェ911ターボ“ブラックバード”とのレベル差に萎縮(いしゅく)して、一度は止まってしまったユウジのホンダ“S2000”。しかし、今は亡き父の言葉を思い出し、再び首都高をひた走る――!! そう、それは「自分の1」を起こすために――!!!! チューナー山本&異母弟・ユウジの熱きドラマ……“地上のゼロ戦”編、ついに完結! - 湾岸MIDNIGHT(39)
759円
「1台の車にこだわり走りつづけていく」という意味――。悩める30歳「FDマスター」荻島(おぎしま)編収録! かつては車雑誌の編集者だったが、現在は住宅販売会社の営業マンの荻島。合コンでチューナーのリカコと知り合ったことから、北見や高木と出会っていき、RGOの大田とも再会を果たす。クルマをめぐって次第に重なる邂逅(かいこう)が、荻島の心にくすぶっていた「RE(ロータリー)への情熱」を甦(よみがえ)らせる……!! - 湾岸MIDNIGHT(40)
759円
かつては「FDマスター」と呼ばれていた、住宅販売会社の営業マンの荻島(おぎしま)30歳。くすぶっていた「RE(ロータリー)」への想いを甦(よみがえ)らせて、大胆にも会社を退社。そして、大田とリカコ率いるチューニングショップ=RGOに入ることを決意する! 時は、完全に熟した――。FDベースの究極の首都高SPL(スペシャル)、そして対“悪魔のZ”SPL造りに向けて、荻島たちが動きはじめる――!!
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レビュー・口コミ(3件) 一覧へ
- 個性的な登場人物たちとそれぞれの拘り。あらためて読んでみるといろいろと考えさせられる。4点
- 頭文字Dと比較するとメカニックの方に重きを置いてるというか、『これがこうして、こうなるからこういう事だ』と理屈っぽいのでそういう面で見ると色々考えて読む事がある。
考えながら読むと面白い。4点