沈黙の艦隊
あらすじ
日米は、世界でも類をみない高性能な原子力潜水艦「シーバット」を、極秘裡に造り上げる。日本によって資金、技術提供をされた日本初の原潜であったが、米第7艦隊所属という、数奇の宿命を背負った落とし子でもあった。艦長には、海自一の操艦と慎重さを誇る海江田四郎が任命された。が、海江田は突如、試験航海中に指揮下を離れ、深海へと潜行する。米軍は「シーバット」を敵と見なし、撃沈のため第3、第7艦隊を南太平洋に集結。しかし、大胆にもシーバットは艦隊中最大の空母「カールビンソン」の目前に堂々と浮上。独立国家「やまと」を全世界に向けて宣言したのだった。
配信中作品一覧
- 沈黙の艦隊(21)
759円
米大統領ベネットは「やまと」の核による攻撃を覚悟の上で、米大西洋艦隊に総攻撃を指示。それを受けついに、「やまと」から2発のハープーンミサイルが発射された!ハープーンミサイルは意外にも空砲であったが、世界は“核”の恐怖を改めて体験することに…。この攻撃によりベネットは停戦を決意。ニューヨーク沖での戦闘に代え、ワシントンでの政治的勝利を狙う。 - 沈黙の艦隊(22)
759円
ニューヨーク沖30キロに浮上した「やまと」は機関停止し、アメリカに対して友好同盟を希望する趣旨のメッセージを発信。米大西洋艦隊ナガブチ大佐は、攻撃中止を決断した。直後、「やまと」の甲板に乗員が整列、米本土に敬礼したため再攻撃はためらわれる状況となる。そのすきを突きヘリで接近したACN・TVクルー5名が「やまと」に乗艦した。「われわれが戦闘国家「やまと」ならば君たちは情報国家「やまと」を作ればよい!」 - 沈黙の艦隊(23)
759円
ニューヨーク沖30キロで、無防備な完全停船を続ける「やまと」。その後方60キロでは、英・仏・ロ・中・印の各国が秘かに放った最強の原子力潜水艦が、対「やまと」作戦の先陣争いを繰り広げている。ワシントンの政治サミット、ACNの世界同時中継による情報サミットに加え、原子力潜水艦による第3のサミットが始まるのか。 - 沈黙の艦隊(24)
759円
「やまと」と英原潜「タービュレント」との交信をプロローグに開始された全世界同時生中継。続いてACNボブ・マッケイが行ったロング・インタビューの中で、艦長・海江田は世界政府への道となる巨大な構想“超国家原潜艦隊=沈黙の艦隊(サイレント・サービス”計画を明らかにした。放送が終了すると、世界には異様なる興奮が巻き起こることに――。 - 沈黙の艦隊(25)
759円
ワシントン・サミットは、“攻撃”を決定し散会。米政府は、無防備な停船を続ける「やまと」に対し、とうとう最終降伏勧告を通達した!対潜ヘリ部隊30機が出動、総攻撃開始の時が刻々と迫る。世界が再び“核”の恐怖におびやかされる中、艦長・海江田は人質ともいえる米ACNのTVクルー5名を退鑑させ、米政府に対し最後通牒を開始した! - 沈黙の艦隊(26)
759円
対潜ヘリ30機に完全包囲された「やまと」は、米政府に対し宣戦布告、エンジンを始動した。これを受け、ACN社長デミルは世界市民投票を実施。6千万人の75%が「艦長・海江田の声をもっと聞きたい」と答えた驚異の結果を発表した。これを受け、米大統領ベネットが下した最終結論は…。一方、「やまと」周囲には、英原子力潜水艦以下4艦が全速で集結していた。 - 沈黙の艦隊(27)
759円
独立戦闘国家「やまと」と米政府の戦争を止めるべく、英・中・ロ・印、各国最強の原子力潜水艦が「やまと」周囲に浮上。だが、米政府は攻撃命令を撤回せず、対潜ヘリによる急降下爆撃を命令。急降下爆撃の直前、「やまと」がとった驚愕の行動とは!?そして、それに対して米政府がとった態度は!?激しい威嚇攻撃が続く中、「やまと」はニューヨーク港へ前進していくが…。 - 沈黙の艦隊(28)
759円
毅然とした態度でニューヨークへ前進を続けていく「やまと」。米対潜ヘリの激しい威嚇攻撃の中、国連特使として出動した深町らは、ヘリから宙吊りで「やまと」への乗艦を果たす。米海軍・ナガブチ大佐は、空母「J・F・K(ジョン・F・ケネディ)」の巨体で「やまと」を押し潰す最後の作戦を決行。両鑑は正面衝突し、「やまと」は鑑橋に海江田を残したまま、潜航していく…。 - 沈黙の艦隊(29)
759円
米空母「J・F・K(ジョン・F・ケネディ)」との激突から奇跡の生還を果たした「やまと」は、ついにニューヨークに入港した。海江田は艦橋より、4カ国原子力潜水艦の集結と、国連総会の開催を要求する。一方、「やまと」への戦争における敗北を認めた米大統領ベネットは、米海軍ライアン大佐並びに戦略研究家・ネイサンを呼び寄せ、自らの方針転換を考え始めていた。 - 沈黙の艦隊(30)
759円
「やまと」のニューヨーク入港によって、国連総会開催が決定した。軍備廃絶への拒否反応から、軍事関連企業が各国のマスコミ及び政府への圧力を強化。反「やまと」キャンペーンが開始され、5ヵ国原子力潜水艦には「やまと」撃沈の命令が下る。だが、各鑑の艦長たちは“沈黙の艦隊”参加を決意。一方、米大統領ベネットは、議会で“一切の兵器輸出入禁止”を唱える演説を開始した。
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レビュー・口コミ(11件) 一覧へ
- 最後の方は作品の展開が早い気がしますがめっちゃ面白い作品です。続編が出来たら良いのですが…5点
- おもしろかったですよ! ちょっと話の展開に強引なところがありますが、楽しめます!5点