音色が愛しむ贄娘
あらすじ
あるところに、目が見えない王子さまと、耳が聞こえない王子さまがいました。それぞれの父親である王さまたちは、星に願いをこめ……そして、悲しい奇跡が起こりました。森で独り暮らすエラは、「暗闇」と「無音」という試練を与えられながらもほがらかに暮らす16歳の少女。そんなエラの前に現れたのは、“ある人”を捜して森を彷徨っていた王太子・エーデルシュタイン。この国に“一人しかいない”はずの蒼玉の瞳を持つ二人が出会った時、運命の歯車が回り出す――。視覚と聴覚を「奪われた」少女と、少女の笑顔を守ると誓った二人の王子。交錯してはならない運命の三人が織りなすロマンスファンタジー。【第1話】
配信中作品一覧
- 音色が愛しむ贄娘(8)
165円
エラの視覚と聴覚を保つため、三人は一つの部屋で寝食をともにすることに。余計な私情を挟むまいと距離を取ってきたヴァルだったが、エラのある姿に胸を打たれたようで――。【第8話】 - 音色が愛しむ贄娘(9)
165円
エラとヴァルが身を隠している王宮内の西の塔に、招かれざる客が現れる。エデルを「兄上」と呼ぶ彼は、この場の状況に混乱しつつも婚約者から届いた手紙を差し出して……。【第9話】 - 音色が愛しむ贄娘(10)
165円
西の塔に次いでやってきたのは、エデルの婚約者であり、ヴァルの妹のサティーナ姫。初対面のエラに敵意を向けているかと思いきや、彼女が思いもよらない行動に出て――!?【第10話】 - 音色が愛しむ贄娘(11)
165円
時は遡り、15年前――。同盟国との親睦を深めるため、隣国ラフィーシアを訪れたエデルと弟のルシエル。隣国の姫・サティーナ嬢が案内した王宮内の書庫で、エデルが偶然見つけた希望の光とは……。【第11話】
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