夕空のクライフイズム

あらすじ

毎年、いいところまで行くのに「あと一歩」が続く微妙な私立高校・木登学園(きとがくえん)のサッカー部。2年生の主人公・今中(いまなか)はドリブルが武器のフォワードだ。だが彼は、監督が日々繰り返す「勝つ為に無難なプレーに徹しろ!」という方針に正直、なじめない毎日を過ごしている。チームメイト達も、程度の差はあっても疑問や不満が膨らんでいる。そんな危うい状態だ。ところがある日、事件が起きる!3年生が引退し、新チームが動き始めるタイミングで監督が他校の引き抜きに応じてしまったため、体制がガラッと変わったのだ。そして、大昔の名選手・クライフに心酔する新監督の口から発せられた言葉に部員達は息を呑む…「勝つことにこだわっても、どうせどこかで負けます。だったら美しいサッカーにこだわりましょうよ。最高の負け試合をして、絶頂の中で美しく散りましょう!!」おいおい…いいのかそれで!!?俺達の最終学年、この中2病みたいな監督に任せちゃって本当にいいのか!!?

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  • 夕空のクライフイズム 8
    夕空のクライフイズム 8
    ローカルとはいえ、初めてのタイトルがかかる「県央杯」。決勝へとコマを進めた木登学園(きとがくえん)は県下ナンバー2の強豪・鳥尾高校と激突する。クライフイズムの木登、プレスの鳥尾。対照的なサッカーをする鳥尾に対し、主人公・今中、さらに点取り屋の森田をベンチスタートにした雨宮監督父娘のゲームプランとは…?想像以上の鳥尾の「重さ」に苦しみ、押され気味に始まったゲームは、前半20分を過ぎあたりから急激に動き始める!!
  • 夕空のクライフイズム 9
    夕空のクライフイズム 9
    最後の最後まで美しく攻め抜く事を信条とする木登学園(きとがくえん)のサッカーとは対照的に、「鬼プレス」を掲げる鳥尾(とりお)高校は叩き上げの泥くさいスタイルと豊富なスタミナを見せつける!「負けたらクビ」との噂が流れる木登学園の雨宮監督は、1点ビハインドの後半早々からFWの森田と主人公・今中を投入、さらなる攻めの布陣で必勝を期す!両校のプライドがぶつかり、さらに熱量の上がる県央杯決勝はいよいよ佳境へと向かう!!
  • 夕空のクライフイズム 10
    夕空のクライフイズム 10
    死闘につぐ死闘となった「県央杯」決勝。PK戦の末に惜しくも敗れてしまった木登学園サッカー部。悔しさを噛みしめる選手たちに追い打ちのように告げられたのは、雨宮監督に対する、理事長からの「クビ」宣告だった--高2の春休み、サッカー部に激震が走り…そして…!!サッカーマンガの新しい境地を拓いた快作、感動の最終巻です!!
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レビュー・口コミ(5件) 一覧へ

  • サッカーのシステムについて物語のなかでわかりやすく解説してくれています。この漫画のおかげで3-4-3というシステムがどんなものなのか理解できました。
    5点
    あきひささん
  • 登場人物が魅力的で、続きが気になるような素敵な話です!!ぜひ、色んな方に見てもらいたいです!
    5点
    いい話!さん

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