女医レイカ
あらすじ
アイスドールのあだ名を持つ美貌の心療科医師・氷室レイカの、心を病んだ人々を救いあげるための闘いを描く。歌手の森中ミーナが、手首を切って自殺未遂を図った。レイカのいる城南大学付属病院に入院するが、病室を抜け出してまた屋上から飛び降りようとする。ミーナがメッセージ型の自殺願望だと見抜いたレイカは、一緒に飛び降りる振りをしてミーナに助けさせる。そしてそれからが治療…。冷静沈着で、身を挺しても人の心の闇を拓く診療女医の活躍を描く傑作。「救いの手」以下「絶望の逃走」「エディプスの刃」「背徳のヴィーナス」「仮面の女」「精神的外傷の薬」「白昼の凶行」「カインの末裔」そして「レイカの心理テスト」を収録。
配信中作品一覧
- 女医レイカ11
440円
シュールリアリズムの巨匠・紫原。その絵を見て倒れてしまった日高翠は、『スタンダール症候群』なのか? 日々翠を覗き見している、ストーカーの赤木。ホワイトディの日に、事件が起こる!?「偏執狂のキャンパス」以下「絵画の魔力」「自虐の快感」「沈黙の叫び」「予知夢の少女」「カサンドラの苦悩」「自我の世界」「未来への警鐘」「ギャンブルの依存症」「最後の賭け」そして「レイカの心理テスト」を収録。 - 女医レイカ12
440円
オープンしたばかりの超高層マンション『リバーサイドタワー』に、診療所を開いたレイカ。事務員に応募してきた東都大文学部の四ッ柳四郎と、五十歳の鰐口房江を採用した。この新たなトリオが、新興宗教『天国の門』教祖・神永翔風の洗脳にはまった人妻を救う!「天国への道」以下「洗脳の恐怖」「カルトの正体」「粛正の儀式」「救出の福音」「屈辱の復讐」「タナトスの本能」「地獄の一季」「有情の証」そして「レイカの心理テスト」を収録。 - 女医レイカ13
440円
レイカの同窓生・恵美子。マンガ家志望の嘉彦と同棲していた。暴力を振るわれることも多いが、互いに離れてはいられない『ヤマアラシのジレンマ』。ホステスをしている恵美子に、嘉彦は浮気されるのではないかと被害妄想に囚われていく…。「ヤマアラシのジレンマ」以下「ピーターパンの嘆き」「雪夜の惨劇」「硝子の少年」「人格の憑依」「トレンチコートの男」「戦慄の真相」「運命の糸」そして「レイカの心理テスト」を収録。 - 女医レイカ14
440円
夢ヶ丘心理センターでカウンセリングをしている白鳥清美の元に、鵜飼貴子が相談に訪れる。が、露骨なSEXの話で、清美をからかっていた。レイカに相談に行く清美。付き合っている映一とは、まだキスさえしていないのである。ところが映一は、貴子の恋人だった!連続している婦女暴行事件との関わりは…?「空想の恋人」以下「ファインダーの獲物」「死線のストリンガー」「野望の階段」「死霊の森」「仮面の告白」「心の色」「忘却の彼方」そして「レイカの心理テスト」を収録。 - 女医レイカ15
440円
運転手兼使用人・砂川忠。繊維工場社長・蟹沢哲夫。クラブホステス・水城しのぶ。弁護士の磯部貴一郎。刑事の蛯名保。そしてレイカの6人が、レセプション・パーティへの招待だとして孤島の別荘に集められた。8年前に起きた浜村波江殺人事件との関わりらしい。砂川は、殺された波江の父親だった。狙いは?!「孤島への招待」以下「嵐の一夜」「ゲームの終了」「恐怖の贈り物」「死へのダイブ」「記憶の波紋」「孤独のセラピスト」「真実の氷解」そして「レイカの心理テスト」を収録。 - 女医レイカ16
440円
インターネットに自分のホーム・ページ『心の部屋』を開いたレイカ。四ッ柳に誘われ、チャット・ルーム『パンドラの函』に入室する。楽しいやりとりの中、『ジェイソン』のハンドルネームを持つ者が訪れ、ハンドルネーム『ピカソ』を脅し始めた。”コイツは危ない!”四ッ柳が呻き、レイカも…。「ネットの依存症」以下「電脳の空間」「仮想の現実」「魔法の箱」「12番目の選手」「密室のパニック」「狂乱の策略」「運命の一戦」「人生のサポーター」そして「レイカの心理テスト」を収録。 - 女医レイカ17
440円
京都に慰安旅行に来たレイカ達。丁度将棋の『竜将戦』が行われており、レイカはプロ棋士の飛田龍史と再会する。飛田は女癖が悪く、大きな勝負の前にはストレス発散のために女性を強引にくどき、抱いていた。ところが過去に飛田が抱いた女性達が、次々と殺され始める。謎を解く鍵は、死体の手に握られた将棋の駒!「死体の駒」以下「焦燥の対局」「殺意の棋譜」「投了の時間」「媚香の女」「愛情の芳香」「児童の虐待」「親と子の連鎖」「白雪姫の真実」そして「レイカの心理テスト」を収録。 - 女医レイカ18
440円
最終巻。アメリカのワイズマン教授から大規模リハビリ養護施設の手伝いを依頼され、警察から科捜研のプロファイラーになって欲しいと言われ、そして久高からはプロポーズされたレイカ。しかしレイカは、自分に向けられた好意を全て辞退し、「リバーサイドタワー」の診療所を清美に託して、心の氷を溶かす旅に向かった。誰かを癒し、自分も癒されるために…。「旅立ちの時」以下「囚われの異邦人」「手負いの野獣」「ビジュアルの醜態」「アガメムノンの幻想」「寵児の不安」「手首の傷」そして「レイカの心理テスト」を収録。
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レビュー・口コミ(2件) 一覧へ
- めちゃくちゃおもしろかったです。絵も好きでした!続きを読みたいです。絶対読んで後悔なしです。5点
- 試し読みすると、次がきになり
読みました。
完結型なので、読みやすかったです4点