あおのたつき

あらすじ

江戸最大の遊廓、新吉原。情念の渦巻くこの街で、気がつくと見知らぬ神社に迷い込んでいた、売れっ子遊女のあお。そこは強く霊験のご利益を求める者のみが辿り着くという、浮世と冥土のはざま『鎮守の社』だった…!

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  • あおのたつき (11)
    あおのたつき (11)
    コウに金を届けるため、覚悟ができるのか――思いを巡らすあおの前に現れたのは、奴女郎の卯月。生前、手を差し伸べてくれた遊女・乙女のことが忘れられないという。花街の片隅にひっそり咲いた愛おしい日々と、悲痛な別れ。二人の想いは、再び重なるのか…!?
  • あおのたつき (12)【電子限定描き下ろし付き】
    あおのたつき (12)【電子限定描き下ろし付き】
    濃紫を救えなかった後悔の念に苛まれる猪吉。そんな猪吉を想うがあまり、客を取れなくなってしまった夕顔。行き場のない二人の恋は、やがて三浦屋を巻き込んで――。花街に生きる人々の哀愁と張りを描いた『通い猫』編を収録! ※電子限定描き下ろし漫画付き
  • あおのたつき (13)【電子限定描き下ろし付き】
    あおのたつき (13)【電子限定描き下ろし付き】
    【電子限定描き下ろし付き】鎮守の社に響き渡る、新たな客人・初花の溜息。登楼しない間夫を想うあまり、気鬱になった八重花花魁を救いたいという初花のため、一行は浮世へ。そこには長きにわたって八重花が抱えてきた、暗く深い“わだかまり”があり…!? ※電子限定描き下ろし漫画付き
  • あおのたつき (14)【電子限定描き下ろし付き】
    あおのたつき (14)【電子限定描き下ろし付き】
    【電子限定描き下ろし付き】八重花の世界を壊す――。楽丸の反対を押し切り、八重花との対話を望んだあお。しかし、現実から心を守るための境界を失った八重花は錯乱し、あおを自らの“地獄”へと引きずり込む。混ざりあう夢と現の中、あおが目にしたのは…。『八重の待ち人』編、終幕!
  • あおのたつき (15)【電子限定描き下ろし付き】
    あおのたつき (15)【電子限定描き下ろし付き】
    【電子限定描き下ろし付き】三十を過ぎても女人と通ずることのなき者は、闇の炎に抱かれて狂う…。同僚の言葉を真に受け、鎮守の社に迷い込んだ留役見習いの作之輔。彼のためにあおが見立てたのは、越中屋の茶挽き遊女・玉くしだった。うぶすぎる作之輔の“初めて”の行方は――!?
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