あらすじ

ここは、とある町の小さな稲荷神社。十五代目跡取・冴木まことは、不思議な能力を持つ神使の狐・銀太郎が見えるのです。ですが、このお狐様、口は悪いしヤル気もない。おせっかいな性格のまことは、その能力を人のために役立てようといたしますが…。さて、神様の杜で、今日は何が起こりますやら――

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  • ぎんぎつね 7
    ぎんぎつね 7
    面倒臭がる銀太郎を誘い、出かけた道すがら、まことは生まれ育った町、周囲の友人・知人たちを思うのでした。仕事で迷いを抱える吉住さん、次期生徒会長を打診され当惑する藤村君、両親の墓参りに出かけ、久々に叔父と再会した悟…。皆を結ぶ神社の大切さをあらためて感じたまことは、大切な決意を銀太郎に伝えます。今日も冴木神社では、皆がそれぞれの“縁”を感じながら過ごしております──
  • ぎんぎつね 8
    ぎんぎつね 8
    部活のサボり中に偶然出会ったまことから、彼女や悟がしっかりと将来を見据えていることを知り、情けなさで自分を顧みる小杉。体育祭や例大祭の準備で浮き足立つ、皆の楽しい雰囲気に馴染めず戸惑いを覚える悟。そして、新たな神使との出会いや、義友とのやりとりから神使と人の在り方、さらには神主についてあらためて見つめ直すまこと──。冴木神社では各々がそれぞれの想いや悩みに向き合いながら、確かな足取りで前へ進んでいます──
  • ぎんぎつね 9
    ぎんぎつね 9
    鉄郎に加えて熊野から八咫烏の神使・那智もやって来て、いつになくにぎやかな冴木神社。一方、泰介は長年想い続けてきた女性とちょっと切ない再会をします。 そんな中、まことたちは修学旅行で九州へ。太宰府天満宮で、とても個性的な神使たちと得難い経験をし、悟にはある心境の変化が生まれ…!? その他にも達夫と十子が初めて顔を合わせたり、新たな出会いや別れが今日も皆を成長させます──
  • ぎんぎつね 10
    ぎんぎつね 10
    例大祭が近づき、皆で準備に取りかかる中、氏子さんたちから母の昔話を聞いたまことは、両親が出会ったご縁に思いを馳せます。芽生え始めたまことへの気持ちに戸惑う悟、その様子に不安をおぼえる小杉、達夫と十子の親しげな雰囲気に動揺を隠せない日輪子……と、祭りを前に、冴木神社にはなんだか複雑な想いが集っているようでございます──
  • ぎんぎつね 11
    ぎんぎつね 11
    まことの父、達夫と亡き母の由子。二人の出会いは、達夫の一目惚れから始まりました。義友の後押しもあり、少しずつ繋がっていく二人の心。そして由子にとっても、達夫は特別な存在になっていき──。まことの知らない、父と母が大切に紡いだ時間が、穏やかに描かれます。
  • ぎんぎつね 12
    ぎんぎつね 12
    神主になりたい、という想いを由子の父・武光に伝えるものの、突き返されてしまった達夫。豊倉酒造の跡取りとして背負うものを顧みず、自分の事だけしか考えていなかった事を反省します。そして、悩みぬいた末に抱いたある決意を胸に、達夫は再び武光と向き合うのでした──。まことの両親が育んだ“縁”はいくつもの季節を重ね、引き継がれて交わり、また今年も例大祭が始まります。
  • ぎんぎつね 13
    ぎんぎつね 13
    例大祭が終わり、日常が戻った冴木神社にまことの母・由子の命日が近づきます。幼いまことを残してこの世を去った由子もまた、冴木神社の十四代目として銀太郎を視ることができました。そして「神眼」は、まことへと受け継がれ、銀太郎との出会いが訪れます。母から娘へ、過去から現在へ──大切に紡がれてきた想いがいまも冴木神社を包んでいます。
  • ぎんぎつね 14
    ぎんぎつね 14
    まだ幼いまことと達夫が暮らす冴木神社に、義友が転がり込んで始まった三人暮らし。見えないお友達「ぎんたろー」のことを話すまことの姿が、義友にはかつての由子の姿と重なって見えます。達夫は宮司として、父として大忙しの中、今はもう居ない大切な人たちとの思い出が詰まった、冴木神社を守り続けてきました。おだやかで迷いのないその生き方にふれ、義友には新しい気持ちが芽生え始めます。
  • ぎんぎつね 15
    ぎんぎつね 15
    季節はめぐり、冬がやって来ました。例大祭の頃から感じてきた悟の変化と、自分の気持ちに戸惑い気味のまことは、つい悟のことを意識してしまうのでした。一方の悟も、小杉くんからまこととの恋を応援するよう頼まれてしまいます。父・達夫の付き添いで、國學院大學の見学に東京・渋谷へ行くことになったまことと悟。まことは“初めて”の気持ちを抱えたまま、渋谷の街を悟と並んで歩くのでした――。
  • ぎんぎつね 16
    ぎんぎつね 16
    まことと悟が2人で渋谷の街を歩いた日。芽生え始めた「気持ち」に戸惑っていたのは、まことだけではなかったようです。小杉くんとの友情と、まことへの想い――どちらも初めてな気持ちの間で、悟の心は今までにないほど揺れ動くのでした。一方、小杉くんはまこととの距離を縮めようと神道の本を読み、神社に足繁く通い始めます。そんな三人の不器用な様子が、銀太郎には在りし日の光景と重なって見えるようで…?
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レビュー・口コミ(15件) 一覧へ

  • 心暖まるストーリーの連続からいよいよラブコメ本格化といったところ。続きが待ち遠しい…。
    5点
    ボーダーさん
  • 悟くんの心の動きにきゅんきゅんしますよう!個人的にはきぬちゃん先輩や出てくるキャラのほんわかさに癒されてます
    5点
    じまじまさん

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