弐十手物語
あらすじ
丑寅の艮(うしとらのごん)の三畳にこもる怨気…? 何度も突き落とされそうになったという妻・おはまの訴えで、調べを進める飯伍だが、夫・松吉に動機はなし。おはまの住む三畳間に原因があるのか? 呪いや祟りを相手に大岡の裁きは…?
配信中作品一覧
- 弐十手物語91 転・下転
440円
権力拡大のため倹約令を推し進める勘定奉行・板倉光家。一方、板倉との取引で南町奉行にしてもらった鶴次郎は、なんと倹約令を無視するように配下に伝える。江戸庶民から拍手喝采を浴びる鶴次郎。怒った板倉は、側近の鉢屋衆に鶴次郎の命を狙わせるが……? - 弐十手物語92 お吉鶴次郎・一
440円
お吉と共に勘定奉行・板倉の屋敷に入った鶴次郎は、本人に引退を勧める。板倉の屋敷は、猫座によって外界から完全に閉鎖される。井戸に毒を入れられ、渇きと飢えに苦しむ屋敷の者たち。鶴次郎も同様の運命になるが、果たして…? - 弐十手物語93 お吉鶴次郎・二
440円
義賊・猿小僧は、武州忍藩(ぶしゅうおしはん)の雫(しずく)の方が率いる牢人集団であった。だが、牢人狩りに加わっている余組(無役で冷や飯を食わされている直参の次男坊や三男坊)が金目当てである事を知り、鶴次郎は猿小僧たちを江戸から逃がそうとするが……。 - 弐十手物語94 三ツ鼎
440円
吉光尼(きっこうに)と共に、武州へ納骨の旅に出た鶴次郎。大宮でとった宿は、薄気味の悪い「藤や」という旅籠だった。部屋には幽霊の絵が掛けられ、その祟りで家族や客に災難が続いたという。興味を抱いた鶴次郎は、布団の上にその絵を置き、吉光尼と寝ることにするが…。 - 弐十手物語95 桜もち心中(一)
440円
館林宰相の娘・於兎(おと)との戦いに勝ち、吉原から手を引かせた鶴次郎。しかし、鶴次郎を殺し自害しようと図る於兎。手下の於犬組も押しかけ、鶴次郎の命は風前の灯に…。 - 弐十手物語96 桜もち心中(二)
440円
鶴次郎とその妻たちを皆殺しにしようとする風魔軍団。風魔の襲撃に備え、女郎や忘八たちを解放し、吉原の遊郭に立て籠もる鶴次郎。鶴次郎の助っ人に駆けつける夜鷹たち。そして夜鷹に扮して討手を撒く妻たち。果たして勝算は!? - 弐十手物語97 牙走り
440円
商家の手文庫から10両が盗まれる事件が続発。全く手掛かりも無い。ただ、入られた商家には、隠居した老人と女の残り香が…。鶴次郎の推理が冴えわたる! - 弐十手物語98 卯女
440円
牙走りの綾を匿う鶴次郎。火盗改めは鳥飼という忍びあがりの始末屋を差し向ける。鳥飼と竹林の中で対決する鶴次郎。自分で切った竹の鋭い斬り口に倒れ、命を落とす鳥飼。その遺体を、鶴次郎は火盗改めの元に運ぶが…。 - 弐十手物語99 うめ
440円
将軍暗殺を諦めた鞍馬古流の使い手・卯女と藪小路公麿(やぶのこうじきみまろ)。彼らを京へ送り届けようとする鶴次郎。しかし、鶴次郎に手を貸した南町奉行・曲淵多聞(まがりぶちたもん)は、柳生の放った手練の前に倒れる。公麿は死に、京へも入れなくなった卯女…。鶴次郎が打つ秘策とは? - 弐十手物語100 夜叉と修羅・一
440円
身分を隠し、ひっそりと江戸で暮らす鶴次郎と卯女。そこに鞍馬古党と柳生が迫る! しかし、その手先である犬と猿を、鶴次郎が手懐けてしまう。鞍馬古党は鶴次郎を見失い、柳生は手を引くが…。
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レビュー・口コミ(1件) 一覧へ
- 当時の同心の地位や懐具合が良く分かります。
江戸の風俗や出来事も詳しく描かれており「弐十手物語」を読むだけで江戸通に
なれます。
作品の中にはたくさんの女性キャラが登場しますが、私はくの一くらまが、強く
て健気で一番好きです。
しかし定次郎、もて過ぎですね。いくらなんでも身体が持たないのでは?