あらすじ
私たちヒトは700万年前に誕生した人類の一種で、直接の祖先は20万年前に東アフリカで生まれました。その後世界各地に散らばったヒトは、農耕・牧畜を主な生活の手段とし、集落や都市に集団で住むようになりました。指導者である神官や王に率いられた集団は、近隣のほかの集団と争いながら、しだいに支配領域を拡大していきました。メソポタミア、エジプト、北インド、中国の例を見ていきましょう。
配信中作品一覧
- 世界の歴史(1) 人類誕生と古代の王国 七〇〇万年前~紀元前六〇〇年
1,045円
私たちヒトは700万年前に誕生した人類の一種で、直接の祖先は20万年前に東アフリカで生まれました。その後世界各地に散らばったヒトは、農耕・牧畜を主な生活の手段とし、集落や都市に集団で住むようになりました。指導者である神官や王に率いられた集団は、近隣のほかの集団と争いながら、しだいに支配領域を拡大していきました。メソポタミア、エジプト、北インド、中国の例を見ていきましょう。 - 世界の歴史(2) 古代社会と思想家たち 紀元前六〇〇~紀元元年
1,045円
都市などの小さな単位がまとまって大きな国家が生まれた時期です。ギリシアではポリスと呼ばれる都市同士の争いの末にアレクサンドロスの大帝国ができ、都市ローマは征服によって領土を拡大します。マウリヤ朝が北インドを統一、東アジアでは秦が大帝国を築きます。争いが続き不安定な各地で、人間と世界について深く考える思想家が現れました。彼らの思想は現代世界にも大きな影響を与えています。 - 世界の歴史(3) 秦・漢とローマ──古代の大帝国 紀元前二〇〇~紀元後四〇〇年
1,045円
ユーラシア各地で、皇帝が広大な領域と多様な人々を統治する「帝国」が誕生した時代です。特に、東の漢と西のローマは、古代における帝国の代表で、安定した社会と秩序が長く維持されました。この二つの帝国の影響は、現代の東アジアとヨーロッパの政治の仕組みや社会の構造にまで及んでいます。また、この時期には、西アジアで生まれたキリスト教が発展し、ローマ帝国との結び付きを強めました。 - 世界の歴史(4) 唐・シルク=ロードとイスラーム教の発展 四〇〇~八〇〇年
1,045円
古代の帝国が滅び、新たな秩序がユーラシアに打ち立てられる時期です。東アジアでは隋と唐という帝国ができ、西アジアから地中海南岸ではイスラーム教を奉じるウマイヤ朝が広大な地域を支配します。ローマ帝国は東西に分裂し、ビザンツ帝国とフランク王国が成立します。これらユーラシア各地を結ぶ陸と海の交通路であるシルク=ロードを通って、多様な商品や文化が活発に行き交いました。 - 世界の歴史(5) 宗教が支える社会 八〇〇~一二〇〇年
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ユーラシア各地で、政治権力と宗教が結び付き互いに支え合う構造が確立した時代です。政治権力は宗教によって権威を与えられ、宗教は政治権力によって保護されたのです。各地の特徴的な政治の仕組みと社会の秩序は、人々が信じる宗教の世界観や価値に従って形作られました。また、インド洋交易を通じて、東南アジアに南アジアの宗教文化が伝わり、大きな影響を与えたのもこの頃のことです。 - 世界の歴史(6) モンゴル帝国と東西交流 一二〇〇~一四〇〇年
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チンギス=ハンとその後継者に率いられたモンゴルの遊牧民が、広大なユーラシアの大地を駆け巡った時代です。モンゴルは東アジアでは金と南宋を滅ぼして元を建て、西アジアではアッバース朝カリフ政権を滅ぼし、イル=ハン国を樹立しました。モンゴル治下の整備された交通路を通って、さまざまな人やモノが行き交いました。一方、ローマ教皇の提唱による十字軍が中東でムスリムと激しく戦ったのもこの頃です。 - 世界の歴史(7) ひとつながりになる世界 一四〇〇~一六〇〇年
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ヨーロッパの人々が、海を越えてその活動範囲を大きく広げました。彼らはこの時期に南北アメリカ大陸の存在を知り、喜望峰経由のインド航路、世界一周の航路を発見しました。南北アメリカ大陸の多くの土地が、スペイン人、ポルトガル人によって征服、植民地化されました。ポルトガル人は、アジアの海に次々と交易の拠点を築き、日本にまでやって来ます。彼らの活動によって世界は大きく変化してゆきます。 - 世界の歴史(8) 変化するユーラシア諸帝国 一五五〇~一七二〇年
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17~18世紀のユーラシアには、いくつかの帝国や大国が並び立っていました。それらの中から、日本、清、サファヴィー朝、オスマン帝国、オーストリア、プロイセン、イングランドとスペインを取り上げ、各国の動向とこれらの国々の間での協力と対立の様相、更には戦いとその結末を描きます。各国を率いた個性的な君主たちの姿を追いながら、彼/彼女たちの喜びや悲しみ、迷いと決断を追体験してみましょう。 - 世界の歴史(9) ヨーロッパの世界進出 一六〇〇~一七九〇年
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17~18世紀におけるヨーロッパの内と外に焦点を当てます。ヨーロッパ内では、王や諸侯間の争いが繰り返されるなかから、「主権国家」という概念が生まれてきます。国ごとの特徴的な政治や社会の動向も描かれます。ヨーロッパ外では、南北アメリカの植民地化の進展と東インド会社によるアジア各地との貿易が重要なテーマです。ヨーロッパの人たちの活動が世界中に拡大してゆく様に注目しましょう。 - 世界の歴史(10) 革命が世界を変える 一七五〇~一八五〇年
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アメリカ独立革命、フランス革命、そしてイギリス産業革命という三つの革命が起き、西ヨーロッパとアメリカ大陸の政治と経済、社会の構造が劇的に変化した時期です。自由や平等、国民や独立などの新しい価値観や考え方が力を持ち、機械によって良質な製品が安価で製造されるようになりました。一方、東アジアの清と日本では、安定した政治が行われていました。それはまもなく生じる大嵐の前の静けさでした。
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