江戸前の旬
あらすじ
銀座『柳寿司』三代目・柳葉旬。柳寿司の末っ子として生まれ、父親の跡を継ぐために寿司職人となって迎えた二度目の春――。寿司職人として大輪の花を咲かすべく、ただ今奮闘中!! 真鯛をけなす息子、真鯛に特別な思いを持つ老母。旬の真鯛の握りは息子の誤解を解くことができるのか!?
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- 江戸前の旬(41)
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藍子(あいこ)が男と京都へ行ったと知らされた藍子の父親は、柳寿司に来て複雑な気持ちで酒を飲んでいた。そこへやってきた宮森(みやもり)が、お土産に京ちらしを頼んでいるのを聞き、藍子の父親は「京都のちらしずしが食べたければ、京都に行きな」と一喝する。しかし宮森の思いを知った柳葉旬(やなぎば・しゅん)は、京ちらしに挑戦して……!? - 江戸前の旬(42)
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藍子(あいこ)の弟である一郎(いちろう)は、父親からサバの活け締めを教えられて、そんな残酷なことはできないと飛び出していく。そして町で、柳葉旬(やなぎば・しゅん)の父・鱒之介(ますのすけ)と出会った一郎は、朝食に寿司をご馳走になる。そこで一郎は鱒之介に、野締めと活き締めの味の違いを尋ねるのだが……!? - 江戸前の旬(43)
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江戸前寿司職人の代表として、福岡・博多にやってきた柳葉旬(やなぎば・しゅん)だったが、東京の人間と福岡の人間の味覚の違いに苦戦を強いられていた。そんな旬に対して、福岡「玄海」の寿司職人・灘(なだ)は敵意をむき出しにする。それは、灘の父親が、旬の父・鱒之介(ますのすけ)に殺されたからだと知った旬は……!? - 江戸前の旬(44)
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「全国握り寿司祭り」もいよいよクライマックスへ! 前半は不調だった柳葉旬(やなぎば・しゅん)も、お客さんの舌と心を掴んで、徐々に追い上げていく。そんな旬に対して、父の敵として激しい敵対心を燃やしていた福岡「玄海」の寿司職人・灘(なだ)は、客足が伸びないことに焦りを感じ、余裕のある旬に殺意を抱いて包丁を……!? - 江戸前の旬(45)
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なぜ握り寿司を一貫と数えるのか? から始まった鹿野(しかの)課長のウンチク。そこから、昔は寿司を二貫ずつ出すのが普通だったのに、どうして柳寿司では一貫ずつ出すようになったのかと、お客さんから尋ねられた柳葉旬(やなぎば・しゅん)の父・鱒之介(ますのすけ)は、お客さんの要望からそうなったが、そのための苦労も話して……!? - 江戸前の旬(46)
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受験勉強ばかりしている兄・誠(まこと)と喧嘩をして、柳寿司にやってきた恵(めぐみ)。事情を聞いた柳葉旬(やなぎば・しゅん)は誠を呼び出して、誠の父・鱚一郎(きいちろう)と喧嘩をした昔の誠と、今の恵は同じ気持ちなのだと話して、高校に合格することと恵と、どっちが大事なのかと諭す。そして誠は、旬にアナゴのツメを出してもらい……!? - 江戸前の旬(47)
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柳寿司にひとりで留守番していた藍子(あいこ)の前に、全裸の男が現れる! 藍子は一撃で倒すのだが、その男の正体は柳葉家の次男・鮭児(けいじ)であった。そして鮭児は、旬(しゅん)たちの結婚式で司会をする圭斗(けいと)に呼ばれて、榊大吾(さかき・だいご)の店に行く。そこで鮭児は、大吾の父の店「嘉志寿司」の存続を危惧するが……!? - 江戸前の旬(48)
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藍子との結婚式も無事に終え新たな日常を踏み出した旬。しかし、旬の親友でありライバルでもある大吾、その実家の「嘉志寿司」に上海から来た“寿司王”が経営する「覇王寿司」が挑戦状を叩きつけた。初めは老舗の「嘉志寿司」に対して身の程知らずな…、と思われていた「覇王寿司」だが、超一流の職人を板前にすえ着実に迫って行く。そして「嘉志寿司」を倒す程の秘策も隠し持っていた…! - 江戸前の旬(49)
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「覇王寿司」と「嘉志寿司」の戦いがいよいよ白熱。「覇王寿司」の秘策が「嘉志寿司」に激震を引き起こし、社長の吉沢龍男の身に危機が? そして旬のライバルでもある大吾も大変な事に……!? 老舗「嘉志寿司」の内部に巣食っていた暗部も明らかになり、マスコミを巻き込んでの大騒動になる。 - 江戸前の旬(50)
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長きに渡る「覇王寿司」と「嘉志寿司」の対決が遂に決着! 寿司への意地か職人の誇りか、果たして勝利を掴んだのは!? そして大吾の父、龍男がつけたけじめとは…? 銀座「柳寿司」三代目、柳葉旬。果て無き寿司道を歩み続ける…!
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