弐十手物語
あらすじ
丑寅の艮(うしとらのごん)の三畳にこもる怨気…? 何度も突き落とされそうになったという妻・おはまの訴えで、調べを進める飯伍だが、夫・松吉に動機はなし。おはまの住む三畳間に原因があるのか? 呪いや祟りを相手に大岡の裁きは…?
配信中作品一覧
- 弐十手物語31 繋
440円
江戸の殺し人たちを束ねる男の屋号は三七屋。その娘として生まれた「おかん」は鶴次郎と争い、舌を噛んで死んでいった亭主の仇を晴らそうとする。だが、鶴次郎の意外な行動に、戸惑うおかん…。 - 弐十手物語32 神湊の浜
440円
流罪となったおかんと共に八丈島に渡る事を決意した鶴次郎。しかし、途中で浦賀御番所の役人が流人たちの首実験に乗り込んでくる。彼らは、なんとおかんの証言で壊滅した殺し人組織の残党だった! - 弐十手物語33 流人富蔵鉄砲事件
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鶴次郎が流人島の島役になり、前島役の能見金平が江戸に帰れることになった。だが、江戸へ一緒に行くことを嫌がる能美の娘・はるの。父娘が離れ離れになる事を良しとしない鶴次郎は、ひと芝居打ってでるが…。 - 弐十手物語34 止人お柳
440円
二丁の鉄砲で鶴次郎を人質に取り、島抜けを謀る富蔵。しかし、その心根の良さを見抜いた鶴次郎。彼の説得で相撲取りだった過去を語り出すが…。 - 弐十手物語35 霜隠し
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「おたいさま」と云う社の手入れを始めたおかん。その社の巫女になることに己の使命を見い出した彼女は、鶴次郎にも自分の使命を果たすべきだと説くが…。 - 弐十手物語36 蝋寒
440円
鶴次郎の後を子犬のように付いて回る娘目明し女々(めめ)。手下にはするが女にはしないと宣言する鶴次郎だったが、寺の張り番時に抱いてしまったところ…。 - 弐十手物語37 幸せ毀し
440円
盗人・むささびの宮松に腹を刺された鶴次郎。まだ回復途上の身体で、宮松の祖父・巳之吉の家に行く。部屋の片隅で寝かせてもらい、宮松が現われるのを待つが…。 - 弐十手物語38 片葉恋
440円
同心の身分を離れ、江戸の町を見聞し続ける鶴次郎。ある日、親方の明神綱から逃亡を図ろうとする巾着きりのお杉の手助けをする。足を洗う事に成功したお杉の前に、同心姿に戻った鶴次郎は…。 - 弐十手物語39 いのち突慳貪
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江戸中のそば屋に毒が混入しているという噂が流れる。おのずと人が近寄らなくなり、つぶれる店が続出。犯人が江戸中を不安に陥れる狙いとは…!? - 弐十手物語40 木綿地蔵
440円
奉行・大岡越前の親友・大軒の裏切りで事件の幕は閉じる。光と影の相克…。人の心の難しさを改めて感じる鶴次郎。一方、大活躍の直参、青山修次郎は奉行からの隠密廻り取立て話を断り、船頭となる事を決意するが…。
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レビュー・口コミ(1件) 一覧へ
- 当時の同心の地位や懐具合が良く分かります。
江戸の風俗や出来事も詳しく描かれており「弐十手物語」を読むだけで江戸通に
なれます。
作品の中にはたくさんの女性キャラが登場しますが、私はくの一くらまが、強く
て健気で一番好きです。
しかし定次郎、もて過ぎですね。いくらなんでも身体が持たないのでは?