森の戦士ボノロン
あらすじ
心やさしいレモとボノロンが起こした、きせきのお話。ボノロン幻の第1話の永山ゴウ先生完全書き下ろし版!大きな大きなクスノキがある、山奥の村―――。村人たちは、この木を「天木様」と呼び、悲しいことやこまったことがあるとお祈りをささげていました。村では、悪い病気がはやっていました。どんな薬も効かず、天木様に住む神様にお祈りするしかありません。村の女の子レモはこの病気でお父さんをなくし、お母さんも病気にかかっていました。「神様…レモはわたしの宝もの…。どうかお守りください」とうとう、レモのお母さんも死んでしまいました。やさしい村人たちは、天木様のそばに、おはかをつくってあげました。「お母さん、さみしいよ」かわいそうなレモ。ひとりぼっちになってしまったレモも、実は悪い病気にかかっていたのです。お母さんのそばに連れて行って…と最後のお祈りをしたその時―――オレンジ色の巨人がレモの前にあらわれました。
配信中作品一覧
- 森の戦士ボノロン ポーラと雨の日の巻
1,540円
作画リニューアル初のハードカバー化!ある雨の日、イチイの巨木のほらの中で、モコモコあたまのポールが泣いていました。娘のポーラが学校に行きたくないと大さわぎしているのです。ポーラもまたくせっ毛で、雨が降るとモコモコあたまになってしまうのでした。自分の髪型を好きになれないポーラに、なんとか雨の日を好きになって欲しいとポールは願います。ボノロンは、一年中雨のふる町・プルビアへふたりをつれていきました。そこに住むボノロンの友だちのベスに会いに行ってみると…。
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