あらすじ
温泉宿「まんだら屋」の息子・良太は小倉城南高校三年生。異性に興味津々で下品なこともあるが、ときには根性を見せる健康男児だ。 ある日、村に15年位前にあったぶんぶく茶屋の娘、幸子がまんだら屋に帰ってきた。ワケありげな幸子を追って小倉からヤクザがきて…良太はどうする!? 北九州・小倉の温泉街を舞台に、思春期・良太の視点から性と風俗をユーモラスに描いた名作!!
配信中作品一覧
- まんだら屋の良太21
550円
こどもじみたスケベごっこはもうウンザリ!― 良太や月子の同級生だが現在は九鬼谷温泉の若手芸者・直美。九鬼谷のくらしに満足できない直美はテレビ新宿の局員・山田にカメラテストを受けないかスカウトされその気になり、東京へ行くと決心。しかし翌朝、山田はあれは酔った勢いだったとアッサリ。引くに引けない直美も百合奴姐さんや想われ人ゲンの前で意地をはるが… - まんだら屋の良太22
550円
まんだら屋に新しい泉という仲居さんがやってきた。名前は可愛らしいが、相撲取りのようなたくましい体型の泉。その力量はすさまじく、淫乱女子・久美子のおてんばも張ったおし、容赦なく親元へ連れていき小遣いを減らさせる程。だがそんなあっけらかんとした泉が仲居の仕事を始めたのには、とある事情があり… - まんだら屋の良太23
550円
夏休みの旅行、車窓から覗く海にはしゃぐ月子・久美子・直美の女子三人衆だったが、若者に人気と聞いていたホテルは月子たち以外ジジババばかり。 その頃まんだら屋には、月子部長の留守を知った文芸部の後輩・翼が親にウソをついてまで恋い慕う良太目当てに泊まりに来た。 電話でことを知った月子は嫉妬に飲み狂う。良太と水着の翼は温泉に混浴、そのあとのロマンチックな展開を翼は期待していたが…月のない夜の顛末は。 - まんだら屋の良太24
550円
今日も青き春を優先し、旅館掃除をサボった久美子。 遅刻して行ってみると、当番で集まった女子全員がだらしない久美子の悪口で盛り上がっていた。 幼い頃からみんなに頼られる月子と常に比べられた久美子は、突如として月子風な姿に変身! 無理やり上品に振る舞い、ねじれた対抗心を燃やす。 そんな時、月子を輪姦するというチンピラたちの話を盗み聞きし、一度はやられてしまえば良いと思う久美子だったが… - まんだら屋の良太25
550円
この頃様子がおかしい良太と月子の親友・芸者直美と、恋仲のゲン。 直美は百合奴姐と喧嘩ばかりで仕事も休み、ゲンは写真部や生徒会の解散に何かと上手くいかない。 各々の苦悩から箱庭のような九鬼谷にウンザリした二人は温泉で抱き合い、月子に海を観に行くと告げたまま最終列車で鳴海海岸へ。二人でとあることを図ったものの… - まんだら屋の良太26
550円
良太にゾッコンな文芸部の後輩・翼は、部長である月子にお構いなしの臨戦態勢。月子は月子で良太に積極的な翼をよく思わないが、性格上翼ほど素直にもなれない。 目下傷心中の良太を慰めようと翼はまんだら屋で迫るが、『クサイ!』とシャットアウトされ大ショック。それは翼が二度と来ないようにするための良太の必死の計らいだったのだが…そんなときに何故か現れた羞恥心ゼロの久美子。風呂で手ほどきを受けるうちに、翼は久美子に弟子になりたいと志願する。 - まんだら屋の良太27
550円
いつもロクな話もせず、すぐにホテルへ直行するテツに久美子が不満をぶちまけると、殴り噛みつき大喧嘩の末別れ話に。軽薄な女とは決別だ!!と九鬼谷若獅子隊を立ち上げたテツは、月子に硬派な男として見直されたい良太を隊長に抜擢する。 かくして九鬼谷の為と称した練り歩きは活発化するが、九鬼谷を恨んで掃除しに来たというイカレた鋼の肉体男と出会ってしまい… - まんだら屋の良太28
550円
今年も暑い九鬼谷の夏。月子は久美子と一緒に行ったお化け大会で、リアルなカッパに化けた良太に遭遇…が、それは本物の良太そっくりなカッパであった。 そしてまた別の日、川沿いでキャンプをした良太たち。今度は月子と間違えられた久美子、そして月子も生けにえに連れ去られる。 間一髪で良太が助けに入り難を逃れたが、話をきけばカッパの国王が病に伏し、その病気は人間の処女の肝を食べると病気が治るらしく… - まんだら屋の良太29
550円
月がきれいな秋の夜。お風呂でいつものようにお下劣な大騒ぎを繰り広げた久美子、後輩の翼に付き合った月子は高熱を出してしまう。ゆっくり休みたい月子は良太を呼び出し、二人でデートしておいでと翼を追い出す。 想い人良太への絶好のチャンスにその気マンマンのはずだった翼だが、デートの最中なにかと月子部長のことが頭をよぎり調子がでない。良太はそのことを感づいていて… - まんだら屋の良太30
550円
きよしこの夜、腰はひかり―良太と月子は、高校退学寸前の同級生・高村晴子に会いに門司港へ。 暗く狭く寒い晴子の家。借金を残し出ていった母親の後始末で闇金相手に売春を重ねながら、潰れかかった海運会社で働く青年サトルと同棲中という、壮絶な暮らしぶりであった。月子はそんな晴子を励ますため4人でクリスマスパーティーをしようと提案する。
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