あらすじ
「その生き血を飲めば永遠の命を得ることができると言われている……」。「永遠の命」をテーマに、手塚治虫が生涯にわたって描き続けたライフワーク作品「火の鳥」シリーズがついにはじまる! 第1巻には「騎馬民族渡来説」を取り入れ、独自の解釈による日本神話を描いた「黎明編」に加え、手塚治虫エッセイ集より抜粋した「『火の鳥』のロマン」を掲載。
配信中作品一覧
- 火の鳥 手塚治虫文庫全集(11)
770円
戦に敗れ狼の皮をかぶせられたハリマは、日本に渡り犬上宿禰(いぬがみのすくね)の名で時の権力者と対等に渡り合っていた。そんな彼は狗族(くぞく)のヨドミと親しくなり、滅亡にさらされる狗族を救うために剣をとった。一方、交差して展開する未来の舞台でも、シャドーの戦士スグルが光による弾圧から立ち上がろうとしていた……。『火の鳥』最後のシリーズ「太陽編」後編を収録! 手塚治虫のライフワークがここに完結す!!
- ジャンル
- 掲載雑誌
- 出版社
レビュー・口コミ(12件) 一覧へ
- 不老不死の火の鳥を通じ、時間時空を越え、縦横無尽な世界の中で人間の深みを描く。
漫画と言う表現として、ストーリー展開、アイディアがとても面白い。が、描く奥深さは、芸術、宗教に匹敵するレベルではないか。
漫画と言う枠を越え、他表現の名作と肩を並べるものだと思う。5点 - 火の鳥は全部読んでます。永遠の命って何だろう…。本当にいろいろ考えさせられる作品です。5点