あらすじ
江戸は浅草・竜泉寺裏。下っ引の佐武(さぶ)と、その相棒で盲目の居合い斬りの達人・市(いち)との名コンビによる、名作大江戸捕り物絵巻。初期、「少年サンデー」に不定期連載された、シリーズ名『縄と石』時代の少年向けバージョンを収録した第1巻。後の青年向け版に比べ、アクションが痛快な全7編と、朝日ソノラマのソノシート版も収録! 小学館漫画賞受賞、アニメ化、テレビドラマ化、小説化も果たした大人気シリーズ!!
配信中作品一覧
- 佐武と市捕物控(11)
440円
秋の夜の名月が見ていた草紙作家の首なし死体。容疑者は男女5人。互いに互いがやったと押し付け合うが、そこに、当の首なし死体になったはずの草紙作家が現れる。縄をかけられるべき真の下手人とは……?(「名月や池をめぐりて夜もすがら」) 他、紅葉狩りを建前にした吉原詣でで有名な正燈寺の武士殺し、菊人形に仕立てられた娘など、人々の寂しさが呼んだ全7件の大江戸捕物控を収録。奥深い人心の闇と希望を描く第11巻。 - 佐武と市捕物控(12)
440円
正月明けの江戸で連続密室殺人、発生! 七福神の木像を持つ者4人が、戸締りをした家の中で次々殺される。布袋像を持つ易者に、5人目の仏はあんただと詰め寄り、佐武が聞き出した真相とは……?(「七福神」) 下働きの娘の髪に挿された高価な簪(かんざし)。分不相応だと不審を抱くみどりだが、ある夜、塀にその簪が突き立っていた。それは何かの合図なのか?(「紅い捕縄」) 色と欲と情の深淵に漂う捕物控、全7編を収録。 - 佐武と市捕物控(13)
440円
ごうつく爺が後妻と称して囲った女には連れ子がいた。女中代わりにこき使われ、苛まれる母を見ていた5歳の娘。身勝手なやくざ者の実の父に、彼女が張った小さな意地が悲劇を呼ぶ。(「地獄門」) 市の腕を聞きつけた剣士がまた一人、勝負を挑む。かの佐々木小次郎は“心の弱さ”で敗れた、自分は剣の理と心を極め小次郎をしのぐ“新巌流”を完成したと語る男。勝負は思わぬ展開に?(「燕返し」) 心揺さぶる全8編を収録。 - 佐武と市捕物控(14)
440円
病床にあった岡っ引の親分・佐平次がついに息を引き取った。跡を継ぐように岡っ引に上げられた佐武は、弔い手柄にしようと下手人を追うが、白骨死体の陰にはからくりがあった。(「鈴虫」) 下手人が名のある武家の出だったことを理由に、上から下った“探索打ち止め”。悔しさから十手をたたき返した佐武は、手慰みに佐平次の残した未解決捕物控を紐解く。(「屏風の女」) 佐武とみどりの仲も進展する、全7編収録の第14巻。 - 佐武と市捕物控(15)
440円
とある大店の主人が、突然妻と幼い息子を刺し、自らも喉を突いて死んだ。残されたのは、妙齢の一人娘と、全財産を町の遊び人に譲るという証文。佐武はこの遊び人が怪しいとみるが……。(「うしろの正面だあれ」) 夜な夜なすすり泣くという噂の榎(えのき)の大樹。誰もがこれを恐れるが、屋敷の主人が頑なに伐ってはならぬと言う訳は……?(「夜泣き榎」) 意気地と張りのある江戸っ子たちの悲恋や、心の闇を切り取る全7編。 - 佐武と市捕物控(16)
440円
十手捕り縄に、情けは禁物──。助けた娘にだけは打ち明けられぬ、佐武と市の旅の目的とは?(「追跡」) 真っ白な雪上に、凶器も犯人の足跡もない死体が次々発見される。真相は大きな闇に繋がっていた。(「凍った血」) ベースとなるビックコミック連載作の他、増刊少年サンデー、月間少年ジャンプ、フォアレディ掲載作など、掲載誌によって異なる作風が楽しめる第16巻。コマ割り漫画でない、絵+文字形式の画劇版も収録。 - 佐武と市捕物控(17)
440円
死体は謎の絵師・写楽!? 見習い時代の佐武が挑む大舞台! 読者自身が推理に参加できる、斬新なミステリーブック形式の名作「死やらく生」を収録! 「岡っ引になるなら、この死体(ほとけ)からどれだけ読(わ)かるかやってみろ」。大川端に揚がった死体は“東洲斎写楽”なのか? 特徴と遺留品から分かるのは? 下手人は、そして動機は? ──他、ビッグコミック増刊掲載の「二十年め」「女殺しの夏」「青大将」を収録。 - 佐武と市捕物控(18)
440円
地獄を見ても大人のようにごまかして生きられない子ども。荒んだその目に映るのは……。(「賽の河原のわらべ唄」) 「ビッグコミック」と、「ソノシート」掲載の『佐武と市捕物控』2編の他、明治時代、墓文字屋稼業の傍ら、悪徳代議士等を相手にスリをする“さぶ”の、大人のウィットに富んだ冒険譚『墓文字屋さぶ』7編、歌舞伎役者に並ぶ江戸の大スター・力士たちの重厚な人間ドラマを描いた『大江戸相撲列伝』3編を収録!
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