悪役令嬢がポンコツすぎて、王子と婚約破棄に至りません
あらすじ
「私、悪役令嬢になろうと思うの!!」 天然系の侯爵令嬢・ベアトリクスはある日唐突に侍女へ悪役令嬢宣言をする。「は？」と戸惑う侍女へ、ベアトリクスは自分の婚約破棄のために悪役令嬢になると告白する。…婚約相手は誰もが一目置く国の王子なのにお嬢様は何を考えているのやら…。
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【黒幕がついに正体を現す!!】湖に突き落とされ丸2日眠り続けたベアトリクスは、当面のあいだ休むことを勧める周囲の声を聞かず、すぐ学院に登校する。しかし他の生徒たちは腫れ物に触るようなよそよそしさで…。さらに机には「お前の婚約者はよその女を好きになってしまった」という、いつもの謎の人物からの手紙。そしてベアトリクスはひとつの決断を下す…!!
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【明かされるベアトリクスの真意…黒幕を前に彼女の運命は!?】シモンとの婚約破棄を望み、彼とセシリアが結びつくことを願ったベアトリクス、その心の内に抱えていた想いとは…。そしてひと気のない教室で黒幕と対峙するベアトリクスは、おぞましきその深淵に触れる。狂気をはらんだ黒幕を目にした彼女の運命は…!? 第一章クライマックス!!
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【お待たせしました★新章開幕!!】ベアトリクスとシモンがついに迎えた結婚式!! 誓いの言葉を交わそうとしていたら、いきなり「結婚を止めにきた」と扉を開く謎の辺境伯が現れ、おまけにベアトリクスに殺人未遂の容疑がかかっていると言い始めて…!? 念のためにと幽閉されたベアトリクスだったが、どこか楽しげな彼女はまた“良いこと”を思いついたらしく――!?
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【ベアトリクスの次なる企みとは…!?】結婚式の最中の告発を受けて幽閉されたベアトリクス。今度は「国外追放される」という目標を立て、幽閉先の塔から（なぜか容易に）脱出！ セシリアとも合流し、まずは学院に向かう。一方シモンは告発者の辺境伯と対峙。謎の令嬢と連れ立って現れた辺境伯に対して、シモンは…!?
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【ベアトとセシリアの大冒険！】学院から抜け出した二人は、正体がバレないよう男装して街へと飛び出す！ 整えられた鳥かごの外の世界が楽しくて仕方ないベアトリクスだったが、謎の影が忍び寄ってきて…!?
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【ニーラ竜王国の狙いとは…？】ベアトリクスとセシリアはニーラ竜王国 第三王子ゴラムに誘われ、竜王国へと向かうことに。ベアトの祖母の時代には、竜王国との間で浅からぬ因縁があったようで…。そしてリテルシア辺境伯と共謀してベアトリクスとシモンの結婚破棄を企てた彼らの真意とは一体!?
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【結婚への干渉に外交が絡んで!?】ベアトリクスとシモンの結婚に干渉したニーラ竜王国の王子ゴラム。彼は竜王国とシモンの国＝クゼオンダ王国とに隣接するチジル王国が、クゼオンダに戦争を仕掛けようとしていると主張。そのために戦争となると死活問題に直面する辺境伯の娘フレールとの結婚を企図したことを告白する。一方で、シモンは戦争の話自体が事実無根だという認識で…!?
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【シモンが女装でふたたびのお忍び外出！】ニーラ竜王国王子ゴラムに促されてのお忍び外出。男装ベアトと女装シモン＆セシリアの3人が向かったのは街の遊戯場！ そこで戦争を模した領地を獲得するゲームを見かけ、ベアトリクスは興味津々。しかしシモンはそんなベアトにどこか不服そう…。さらにゴラムを交えた晩餐では、かつて戦争で大活躍したベアトの祖母の英雄譚に話が及び…!?
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ニーラ竜王国へと向かう一行。馬車への分乗を巡りシモンとゴラムが対立するも、ベアトリクスがまた“良いこと”を思いつく。一方、悲願の結婚を目前に横やりが入ったことから色々あってすっかりお疲れのシモンは、ベアトについつい弱音を吐いて…!?
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第三王子ゴラムと第一王子デキストによるニーラ竜王国の王位争い。ベアトリクスは婚約破棄騒動の当事者であるゴラムよりも、シモンとも馬が合いそうなデキストの方が王に相応しいのではないかとの考えを明かす。そんな中、ベアトとセシリアは図書館でニーラ竜王国の結婚にまつわる忌まわしい風習に触れた記述を見つけて…!?
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