あらすじ
恋人とも、友人とも、家族とも違う。それでも君の隣にいたい――。自分たちだけの関係を模索しながら生きる人々の日々を綴った物語。ある日の昼下がり。有田に車を出してもらった武田は、引っ越しの最後の荷物を積み込んで新居へと向かう。部屋に入ると、どうやら他の荷物はあらかた片づいているよう。残りの荷ほどきをふたりで進めていると、武田が持ってくるはずのレンジがないことに有田が気づいて……。
配信中作品一覧
- 煙たい話 11
220円
夏真っ盛り。お母さんにおつかいを頼まれた梨々子は、久しぶりに叔父である龍二のお花屋さんへと向かう。覚えている景色とは違うお店までの道のり。自分の周りが刻々と変わっていくことに、梨々子は一抹の不安を覚えて……。恋人とも、友人とも、家族とも違う。それでも君の隣にいたい――。自分たちだけの関係を模索しながら生きる人々の日々を綴った物語。 - 煙たい話 12
220円
仕事帰り、本屋さんへと立ち寄った武田。そこで偶然にも幼馴染みの比奈子と出会う。お茶をしながら、近況報告に花を咲かせる二人。有田との同居生活に話が移ると、そこで武田は比奈子から予想だにしなかった言葉をかけられる……。恋人とも、友人とも、家族とも違う。それでも君の隣にいたい――。自分たちだけの関係を模索しながら生きる人々の日々を綴った物語。 - 煙たい話 13
220円
学校に来なくなった生徒の親から電話で相談を受ける武田。気持ちの整理がつくまで少しそっとしておきましょうと伝えるが、生徒の親からは予想だにしなかった言葉をかけられる。さらに、仕事帰りに迷子を見つけた武田はお母さんのもとへと無事に届けるも、その優しさは思うように伝わらず……。恋人とも、友人とも、家族とも違う。それでも君の隣にいたい――。自分たちだけの関係を模索しながら生きる人々の日々を綴った物語。 - 煙たい話 14
220円
生徒の親にキツい言葉をかけられ、助けた迷子の親には疑いの目を向けられた武田。ただ本人は気にしていないようで、むしろその話を聞いた有田にモヤモヤがつのる。必ずしも優しい人に優しさが返らない――。仕事中も考えるが、霧は晴れない。そんななか帰宅すると、家の様子がいつもと違っていた……。恋人とも、友人とも、家族とも違う。それでも君の隣にいたい。自分たちだけの関係を模索しながら生きる人々の日々を綴った物語。 - 煙たい話 15
220円
台風が近づくにつれ、雨が降り始め、風は窓を鳴らす。ただ、武田はまだ帰ってこない。電話をかけても繋がらず、有田は不安を募らせる。そんななか、スマホには見知らぬ番号からの着信が。不審に思いながらも出てみると、電話口からはなぜか武田の声が聞こえてきて……。恋人とも、友人とも、家族とも違う。それでも君の隣にいたい。自分たちだけの関係を模索しながら生きる人々の日々を綴った物語。 - 煙たい話 16
220円
夜通し吹き荒れた嵐は、朝になるとすっかりいなくなっていた。花屋はいつもと変わらず開店。有田はテキパキと準備を進める。すると昨日に引き続き、常連の多比良さんがやってきた。今度は花瓶を買いたいよう。さっそくお店の中に案内する有田だったが、多比良さんから思わぬ言葉を投げかけられる……。恋人とも、友人とも、家族とも違う。それでも君の隣にいたい。自分たちだけの関係を模索しながら生きる人々の日々を綴った物語。 - 煙たい話 17
220円
嵐の翌日、職員室で武田は一ノ瀬先生に呼び出される。学校に来なくなった生徒の母親からまた電話があったらしい。うまくコミュニケーションできていないことを察して、一ノ瀬先生はいつもの通り武田を諭す。ただ、今回は予想外すぎる反応が返ってきて――。恋人とも、友人とも、家族とも違う。それでも君の隣にいたい。自分たちだけの関係を模索しながら生きる人々の日々を綴った物語。 - 煙たい話 18
220円
放課後の一室で、生徒に配る資料の準備を進める武田と藤木先生。作業をしながら、話は武田の性格に移る。最初から諦めてしまうのは少し寂しい。「分からないことは自然なこと」だと話す武田に、藤木先生がそう伝えると、武田はあの夜の有田を思い出す――。恋人とも、友人とも、家族とも違う。それでも君の隣にいたい。自分たちだけの関係を模索しながら生きる人々の日々を綴った物語。 - 煙たい話 19
220円
夏が過ぎ、すっかり秋めいてきたある日。栗ごはんを食べようと二人は昼間からせっせと栗の渋皮をむく。ただ、根気のいる作業に苦戦する二人。さっそく根負けした武田が、休憩がてらにスマホをいじっていると、思わぬものを発見して……。恋人とも、友人とも、家族とも違う。それでも君の隣にいたい。自分たちだけの関係を模索しながら生きる人々の日々を綴った物語。 - 煙たい話 20
220円
ジャンケンに負けて文化祭の実行委員となった梨々子。お昼になってもぼやいていたが、環に宥められしぶしぶ受け入れることに。一方、同じくジャンケンに参加していた沙織はまさかの一抜け。放課後は外を眺めて暇そうにしているからと、梨々子は沙織にも手伝わせようとするが、環から予想外の話が――。恋人とも、友人とも、家族とも違う。それでも君の隣にいたい。自分たちだけの関係を模索しながら生きる人々の日々を綴った物語。
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