あらすじ
かつて姉とその娘の「唯里」と暮らしていた弟「健太」は、姉が失踪したことで家を出た。数年後、健太と唯里はニューヨークにある姉の母校の高校で再会することになる。未だ姉の失踪の真相を探り続けている健太と姉が大好きだった学校で前向きに生きようとする唯里、それぞれ過去に縛られた二人が様々な人と出会い、衝突し、巻き起こるトラブルや非日常に抗いながら平穏な日々と青春を取り戻そうとする物語。二人は次第に姉の母校を巡る大きな物語に巻き込まれていく。1巻ではそのほんの序章の途中までを唯里の視点で描く。
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- 天色ダイアリー -crisis of the Ordinary Days- 11
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308円
ニューヨークでコースケの事件に関わったことで忘れていた記憶が呼び起こされたおっこは、過去に不良グループ【千刃鶴】の一員として活動していた罰を受けずにいたことへの自責の念に支配されていた。他のメンバー同様に自分も罰を受けなければいけないと、誰にも別れを告げずに地元へ帰ってしまい、そこで昔の仲間と出会い、不良に絡まれてしまう。唯里は理恵と乙女と共に日本へ駆け付け、健太とも偶然落ち合った。そして四人はおっこが向かったであろう千刃鶴の元アジトの廃工場へ向かうのであった。 - 天色ダイアリー -crisis of the Ordinary Days- 12
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308円
過去の辛い記憶を取り戻しニューヨーク校を去ろうと日本へ帰ってしまったおっこ。その後を追った唯里、理恵、乙女の三人は途中偶然にも健太と合流し、四人でおっこを連れ戻しに向かい、無事説得することに成功した。健太はおっことニューヨーク校を一緒に卒業する約束をし、おっこの気持ちも聞いてしまう。その後おっこは無事ニューヨークへと帰りつき、迎え入れられた。健太は一人実家に戻り、未来に思いを馳せながら因縁に決着を付けようと父親と対峙するのだった。 - 天色ダイアリー -crisis of the Ordinary Days- 13
期間限定割引
308円
心の奥底に押し込めていた記憶を取り戻したおっこが学校を去り、一時は平穏が崩れかけたニューヨーク校だったが、唯里と健太達の尽力により再び平穏を取り戻していた。しかし間もなく迎えた冬休み、健太は実家へ戻るとあられもない姿にされている父親の姿を目撃することになる。それをやったのは鬼ヶ原京平太、かつて姉の笑美里の許婚だった男だった。健太は底知れぬ恐怖を抱え一人稽古に打ち込んでいると、自らの許婚の母の優乃さんから鬼ヶ原という家のことについて話を聞かされることになったのだが… - 天色ダイアリー -crisis of the Ordinary Days-14
440円
父が対峙している鬼ヶ原という底知れぬ悪を知った健太は、何等かの意図をもってニューヨーク校に送り込まれたかもしれない八人の生徒がいることを知り学校へと戻った。しかしその内の一人の天草千代に接触してみるも鬼ヶ原の影を感じることはできず、徒労に終わる。優乃により事情を共有された寮監達の支援を取り付けた健太は、八人の内の一人、恩人であり特別なパートナーでもあるおっこに二人きりで話を聞くべく出かける約束をするのだが…そこに波乱を呼ぶ一人の少女の影が近づいて来ているのだった。 - 天色ダイアリー -crisis of the Ordinary Days- 15
440円
冬休みが明け二学期となったニューヨーク校にかつておっこの知り合いだった綾が転校生として訪れ、理恵と離れ離れになっていた父が研修生として訪れるなど、新たな面々が顔を出す中、 遂には死んだ筈だった唯里の姉を名乗る柳瀬優樹子までが突如として現れた。ある日置き去りにされた唯里を保護したという認識を持つ健太と真っ向から対立し拳を交える優樹子と健太。そしてそれを仲裁しようと割って入って来る事務員、エレナ。どこまでが仕組まれたことなのか、健太と唯里の運命の歯車が動き出していた。 - 天色ダイアリー -crisis of the Ordinary Days- 16
440円
京平太によるバースデーパーティーの前座が予告される中、死んだと思われていた唯里の姉が訪れるなど、加速する非日常の中で健太は少しでも不測の事態に対処できるよう鍛錬の日々を送っていた。一方で唯里とおっこは理恵が経験した辛い過去の出来事を共有することになり、かつて心が壊れてしまった理恵の父親がもしかしたら新たに研修生として赴任してきた間宮先生かもしれないということを知る。壮絶な過去を知った二人は理恵が未来へ進むために間宮先生の素性を確認するべく美術室へ向かうのだった。 - 天色ダイアリー -crisis of the Ordinary Days- 17
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優樹子は自分が今までどのような人生を歩んで来たかを健太に語り始めた。柳瀬家が唯里を置き去りにした直後、優樹子もまた異世界に迷い込んだような遠くの地で目を覚まし、苦しんでいたという。唯里の存在を頑なに認めない両親に憎しみを抱くようになった優樹子は一人家を飛び出し、遭難の末に浅羽という夫婦の下に辿り着く。浅羽の夫婦は優樹子のことを行方不明になっていた娘と勘違いし、優樹子も真実を言えずに日々を過ごしていた。しかしそんな日々は長く続かず、優樹子の前に両親が現れたのであった。 - 天色ダイアリー -crisis of the Ordinary Days- 18
440円
健太の義理の兄になる予定だった男、京平太。何を企んでいるか分からない不気味なその男のバースデーパーティーの前座のゲームが行われると言われ、会場に案内された先で出会ったのは京平太が意図してニューヨーク校に通わせたと思しき生徒達だった。偶然ではあり得ない状況に警戒する健太を尻目に、マミワイフと名乗る間宮先生の配偶者は自分達と遊んで欲しいのだと趣旨を語る。かくして、その名とは裏腹な思惑が潜んでいそうな「幸せHAPPYゲーム」の開催が宣言されたのだった。 - 天色ダイアリー -crisis of the Ordinary Days- 19
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京平太が暗躍して催した「幸せHAPPYゲーム」で、健太は多少空回りをしながらも後輩の間を取り持ち幸せに導く。ゲームを繰り返すにつれ、利益の相反する【富豪】を幸せに導くヒントのカードを見つけると、今度は後輩達とカード集めに精を出した。そしてヒントのカードも最後の一つとなった時、最後のゲームの開催が告げられる。最後のゲームとは仮想現実での脱出ゲームであり、健太達ゲームの参加者は皆小学生のようなこどもの姿で真夏の孤島に降り立つのであった。
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