あらすじ

ロシアの文豪、フョードル・ドストエフスキーの名作小説「罪と罰」を、柳沢きみおが現代日本に置き換えコミック化。 数多の風俗店がひしめく町・日暮里。T大法学部を休学中の大学生・瀬島龍一は、日々の食事も事欠くような赤貧生活を送っていた。その彼が意を決し、ある計画を実行する。その計画とは…

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  • 新訳罪と罰 11
    新訳罪と罰 11
    貧しくなる一方の母と妹、その貧しさから助けるという名目で妹に近づく須貝、そして核心に迫りくる警察――。追いつめられた龍一は部屋を飛び出し、千加の元へ向かうが…。
  • 新訳罪と罰 12
    新訳罪と罰 12
    千加に自らの罪を告白した龍一。抱えきれない苦しみから「見捨てないでほしい…」と呟く龍一に、千加はある提案をするが…。
  • 新訳罪と罰 13
    新訳罪と罰 13
    龍一から質屋の強盗殺人事件を告白された千加は、悔い改めるよう強く迫る。しかし龍一の心は頑なで…。
  • 新訳罪と罰 14
    新訳罪と罰 14
    須貝との婚約破棄を知ったヒロシは、またしてもマリエに近づき始める。龍一の起こした事件についても真相を知っているようで、その手は思わぬところにも伸びようとしていた…。
  • 新訳罪と罰 15
    新訳罪と罰 15
    「キミと私はよく似ている」――ヒロシにそう言われた龍一は強く反発するもののはねのけられずにいた。事件の真相を知ったヒロシは更に龍一に近づき…。
  • 新訳罪と罰 16
    新訳罪と罰 16
    ヒロシの存在が頭から離れない龍一はなにかしら行動を起こさねばと焦燥感を募らすものの、相変わらず街をさまよっては狭い自宅に帰るという日々を送っていた。一方、須貝もマリエがヒロシに取られると不安と焦りが止まらない。そこにヒロシが現れ…。
  • 新訳罪と罰 17
    新訳罪と罰 17
    龍一が狂ってしまったのではと案じた水野は龍一のもとを訪ねるが、龍一は心配も意に介さず、母と妹を水野に預けると伝える。しかし、水野から質屋殺人事件の犯人が自首したと聞かされた龍一は不意に頭痛に襲われ彼を追い出す。水野は龍一にも、龍一の家族にも自分が無力であることを実感するのだった。
  • 新訳罪と罰 18
    新訳罪と罰 18
    龍一は、自身を質屋殺しの犯人と疑う刑事と対面する。刑事は龍一の心理を分析し、「アンタが殺したんだ…」と龍一に断言する。
  • 新訳罪と罰 19
    新訳罪と罰 19
    龍一がヒロシを訪ねると、龍一の焦燥感を嘲るかのようにヒロシは持論を展開する。話の矛先はマリエへの欲情に移り、いかに彼女に惹かれているかを兄である龍一に語るのだった。
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