あらすじ

丑寅の艮(うしとらのごん)の三畳にこもる怨気…? 何度も突き落とされそうになったという妻・おはまの訴えで、調べを進める飯伍だが、夫・松吉に動機はなし。おはまの住む三畳間に原因があるのか? 呪いや祟りを相手に大岡の裁きは…?

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  • 弐十手物語11 およね鶴次郎
    弐十手物語11 およね鶴次郎
    江戸の闇の世界を支配しているお舟御前。いかに非道な事をしても、表立っては決して誰も手出しが出来ない相手であった。だが、同心飯伍と猟師の松造は、こんな輩は許せねえと、二人きりで暗殺に向かったのだが? 飯伍は木っ端役人の意地、松造は初恋相手のお美乃の幸せを願っての決意だった…。
  • 弐十手物語12 ひげ鶴走る
    弐十手物語12 ひげ鶴走る
    天神の八兵衛の元から足抜けして、鶴次郎に保護された千万(ちま)。だが、これは鶴次郎を取り込もうとする八兵衛の罠であった。しかも千万は十六歳の後家で、男たらしの魔性の少女だった。しかし、鶴次郎も優しさでは天下一品。修羅場をくぐった女を惚れさせる天才。さて、この勝負の結果は…?
  • 弐十手物語13 鶴もどき
    弐十手物語13 鶴もどき
    江戸を騒がせる通り魔事件。強姦される女性が続出し、町方は必死でその犯人を追っていた。そんな折、鶴次郎は銭湯で、奥方とともに朝風呂に来ていた浪人と遭遇する。この二人には一体どんな秘密が…?
  • 弐十手物語14 閻魔小兵衛
    弐十手物語14 閻魔小兵衛
    連続殺人犯・お役者ツル平を追う飯伍たち。茶問屋・伊勢屋の娘おさとが何か関わっていると睨んだ由造は、女装して伊勢屋に潜り込んだ。そこには意外な事実が…!
  • 弐十手物語15 のンの小唄
    弐十手物語15 のンの小唄
    かわやの中に浸けられていた凶盗『のンの』の女・雲。糞の中から雲を助け出した鶴次郎は、必死になって看病した。鬼畜の盗人『のンの』を捕らえるために、鶴次郎と雲に一緒に暮らすよう命じる奉行だったが…。
  • 弐十手物語16 怒らんお紺
    弐十手物語16 怒らんお紺
    新入り同心・神谷摺吉(かみやしゅうきち)は、鶴次郎がなぜ女にもてるのか知りたくて、後をついて歩いていた。十手者の心得を説く鶴次郎だが、実際には仕事を超えた情の厚さを持っている事を知り、摺吉も感服するのだった…。
  • 弐十手物語17 摺吉初手柄
    弐十手物語17 摺吉初手柄
    愛した女が必ず死んでしまうという宿命を負っている鶴次郎。結ばれたお紺が死んでしまわないよう気を配る同心仲間だったが、思いもかけぬ屋形船の沈没で…。
  • 弐十手物語18 大阪小僧夢控
    弐十手物語18 大阪小僧夢控
    大晦日の夜、同心たちは筆頭与力より長年(引き続き役に就く)かお役御免の通達を受ける。長年を申し渡された飯伍や鶴次郎たちだったが、持廻りの区域変更によって、鶴次郎は廓廻りを命ぜられた。色と金がからむ遊郭・吉原で、鶴次郎を待つものは…?
  • 弐十手物語19 降り半纏
    弐十手物語19 降り半纏
    吉原に、病気の孫を助ける為に1両で自分を買ってくれという老婆が来た。父親は島送りで、母親は女郎をしていたが病死したというのだ。自分の命もろともで1両出してくれと泣く。客の一人が、抱いても良いという男がいれば1両出してやると、酔狂な賭けをした。どうする鶴次郎…?
  • 弐十手物語20 蝶夜の夢
    弐十手物語20 蝶夜の夢
    小金持ちの坊主に女郎を見受けさせて、後で坊主の方をゆすりにかける「坊主請け」という足抜きを続ける「源氏屋」集団がいた。罠に掛けるため、花魁の千鶴葉は奴らの誘いに乗った。しかし「源氏屋」に悟られて、命の危機に…!?
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レビュー・口コミ(1件) 一覧へ

  • 当時の同心の地位や懐具合が良く分かります。
    江戸の風俗や出来事も詳しく描かれており「弐十手物語」を読むだけで江戸通に
    なれます。
    作品の中にはたくさんの女性キャラが登場しますが、私はくの一くらまが、強く
    て健気で一番好きです。
    しかし定次郎、もて過ぎですね。いくらなんでも身体が持たないのでは?
    akitsuguさん

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