熟れた果実と錆びたナイフ 9

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「僕は彩さんを喜ばせることしかできないので、お金が稼げる和真さんを尊敬しています」　なぜか彩の母・洋子（ようこ）と元彼・和真（かずま）と一緒に買い物にいくことになった彩と満空（みそら）。彩を諦めていない和真は満空をおとしめようとするが…？

熟れた果実と錆びたナイフ 10

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「淋しくて死ぬかと思った」　昼間からセックスに溺れられるのは、将来のない期間限定の恋だから―――そう割り切っているはずなのに、満空（みそら）に依存しそうになる自分が怖い彩（あや）。距離を取ろうとホテルに外泊するが、満空から連絡がきてしまい―――!?

熟れた果実と錆びたナイフ 11

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「もっとちゃんと自分の意思で、自分の人生歩いて、隣に立ってほしい」　突然の満空（みそら）の実家からの連絡。勘当ではなく家出だったら、すぐに帰らせなければならない――一緒にいたいと言ってくれる満空に対し、もう素直に喜べなくなっていることに気づいた彩（あや）は…!?

熟れた果実と錆びたナイフ 12

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「満空（みそら）が隣にいてくれたら、それだけで幸せだったのに―…」　強引なセックスののち、姿を消した満空。すべては元にもどっただけ…そう割り切ろうとする彩だが、復縁を迫る元彼・和真から満空の衝撃の過去を聞かされ…!?

熟れた果実と錆びたナイフ 13

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「満空（みそら）のことなら、全部受け止めたい」　姿を消した満空を追い、出会った広島を訪ねた彩。再会を果たしたふたりは、お互いへの想いを全身で確かめ合って…？

熟れた果実と錆びたナイフ 14

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「出会ったときから、彩ちゃんだけが特別なんだ」　満空の禁断の過去をふくめて、すべてを受け止めて一緒に進むことを選択した彩。両想いで重ねる体は最高にあつくて――――

熟れた果実と錆びたナイフ 15

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「あの夜、出会ったのが満空でよかった」　――満空の後継問題を解決した後、東京で一緒に暮らすことを決めたふたり。しかし倉岡家の旅館を買収しようとしているキヨ兄は、ひとすじ縄ではいかなそうな男。キヨ兄の経営する南国リゾートに、なぜか彩と満空兄弟が招待されて!?

熟れた果実と錆びたナイフ 16

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「こんなわたしでも、満空といるとお姫様になれちゃうんです」　彩と満空が一緒に生きていくために、攻略しないといけない清輝。強引な買収を阻止するべく満空は交渉を開始、彩のサポートのおかげで協力体制を結ぶことに。倉岡兄弟・彩と清輝は、呑み会で距離が縮まり、そして事件が!?

熟れた果実と錆びたナイフ 17

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母の指示により、彩と清輝との関係を匂わせ満空をはめようとしていた弟・佑亮。計画をあばいた彩と満空は、佑亮を味方につけ後継問題解決への段取りを組む。「ちょっと見せつけておきたくて」　彩に惹かれる清輝の前で、キスをする満空。再び東京でふたりで暮らす日は近い――!?

熟れた果実と錆びたナイフ 18

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彩の采配の中、弟の活躍＆満空が持ち込んだ旅館舞台のグラビア企画で経営危機をのりきった倉岡。残された問題である満空の母がついに彩の前に姿を現して!?　「満空の居たい場所はどこ？」「彩ちゃんの隣ですね」

熟れた果実と錆びたナイフ

あらすじ