あらすじ

里見家を恨む怨霊・玉梓の呪詛によって、里見の姫・伏姫は、犬の八房の花嫁となり、その気を受けて子を宿してしまう。だが読経の功徳によって、自害した伏姫からは輝く光が放たれ、姫の数珠=「仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌」の八つの珠とともに四方へ飛び散っていった。時は流れ、伏姫の八つの珠を持った「八犬士」の運命が、互いに絡み合い、激動の世の中、動き出す……!! 江戸時代の大ベストセラー、滝沢馬琴の大河ファンタジー「南総里見八犬伝」の碧也ぴんくによる完全コミカライズ、初のデジタル化!!

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  • 八犬伝(11)
    八犬伝(11)
    荘助(そうすけ)と小文吾(こぶんご)が遭遇した小汚い男は、なんとあさけのだった!! 汚れを落としたあさけのこと犬坂毛野(いぬざかけの)に、荘助は伏姫(ふせひめ)と八房(やつふさ)、そして運命の八犬士のことを語る。自分たちは、奇(く)しき縁(えにし)で結ばれた兄弟なのだと。だが毛野は翌朝姿を消す……。カラー口絵も収録!!
  • 八犬伝(12)
    八犬伝(12)
    毛野(けの)は、ひとり父の敵を討たんと籠山(こみやま)を追いつめる。一方道節(どうせつ)も、これを好機と敵の管領・扇谷定正(おうぎがやつさだまさ)を狙うが、河鯉(かわこい)親子の命を賭けた説得に一旦矛(ほこ)を収めることに。そして荘助(そうすけ)は信乃(しの)と再会。ここに八犬士のうち七人が集結した。残る一人、小文吾(こぶんご)の甥・犬江親兵衛仁(いぬえしんべえまさし)だけが、行方がわからなくなっていたが……。カラー口絵も収録。
  • 八犬伝(13)
    八犬伝(13)
    伏姫(ふせひめ)の加護のもと、急速に成長した親兵衛(しんべえ)は、里見(さとみ)家の現当主・伏姫の弟である義成(よしなり)に仕え、再び里見家に迫る危機に立ち向かうことに。玉梓(たまずさ)の怨霊が憑依する尼僧・妙椿(みょうちん)は、義成の心に疑心の種を植え、義成の娘・浜路(はまじ)姫を攫う。丶大(ちゅだい)法師のもとに揃った七犬士は、親兵衛と合流。ついにここに八犬士が集結したーー。カラー口絵も収録。
  • 八犬伝(14)
    八犬伝(14)
    里見家を襲う危急存亡の危機。里見に反乱の意志ありと、管領・扇谷定正(おうぎがやつさだまさ)、古河公方・足利成氏(こがくぼう・あしかがしげうじ)が手を組み、大軍をもって里見を攻め滅ぼそうと動き始めたのだ。追いつめられた里見は、軍師・毛野の指示で、大角(だいかく)と丶大(ちゅだい)法師を敵を攪乱し操る間諜(かんちょう)として敵陣に送り込む。三方を海に囲まれた里見。勝機は海上にあり……? カラー口絵も収録。
  • 八犬伝(15)
    八犬伝(15)
    里見のために、八犬士がついに、それぞれの力を生かし、戦う時が来た。だが、敵は巨大な戦車(いくさぐるま)を作り、圧倒的な戦力で迫る。現八(げんぱち)は、それを食い止めんと単身敵の前に立ちはだかるが……。一方、間諜として管領・扇谷定正(おうぎがやつさだまさ)のもとに潜り込み、その信頼を得た丶大(ちゅだい)法師だったが、妙椿が持っていた珠に封じられた玉梓(たまずさ)の怨霊が伏姫(ふせひめ)の数珠の力を破り、定正にのり移って嵐を起こす!! 八犬士 VS 玉梓!! 関東を揺るがす戦いの行方は……!? 江戸時代のベストセラー・ファンタジー、ついに完結!!
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レビュー・口コミ(1件) 一覧へ

  • 有名なお話ですが、ちゃんとは知らなかったです。なかなか内容が難しくて、読み進めるのに時間がかかりますが、しっかりとした原作なので読んで損はないと思います。
    4点
    きらきらさん

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