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水と器
水と器
  • 江戸時代が舞台の和風ファンタジーまんがです。暗い雰囲気ですが、全編にわたって小さな笑える場面もあって、楽しめます。人間と見まがうばかりの人形を作る、人形師のように綺麗な男と、その男に面倒ごとを持ち込んでくる、過去のある坊主姿の無頼漢という組み合わせ。「水と器」というタイトルは最後まで読まないと意味までたどりつけませんが、読み応えのある作品です。時代背景のせいか、つらい環境の女性が出る話が多く、そういった意味でもやや重たい物語に思えてしまいます。
    soratasyaさん

    2016/04/01