すべてのレビュー・口コミ（148件）

最初のほうは展開にドキドキ、絵も綺麗だし面白かった。途中からドロドロしすぎて重たくなってしまった。最後は一応ハッピーエンド。

結末は納得いかないですが好きです！

素敵な絵とドロドロ(?)したストーリーのギャップが好きです

ジョージ朝倉さんの絵と話のダークさがとても合っていると思います。

ジョージ朝倉の「溺れるナイフ」は、実写化にもなり、話題になった少女漫画です。内容がとにかく衝撃的で、現実ではありえない部分、そして心の成長を描いている所が魅力だと思います。主人公が乗り越える、好きになった相手を受け入れていくまでの様が、普通の恋愛漫画と違って衝撃で、さらに闇やダークな部分が鮮明に描かれていて、ドキドキします。こんな若いころから苦労や悲劇になる人生って…応援というよりは見守る気持ちで見ました。

ジョージ朝倉先生の描く女の子はどの子も可愛いですが、『溺れるナイフ』のヒロイン夏目ちゃんはとりわけ可愛いです。ストーリーも面白いのですが、私は夏目ちゃんが成功していく姿と美少女っぷりを目当てに呼んでいました。恋愛ストーリーとしては、先生の作品によくある通り少々だらしがない部分が多々ありピュアな展開を期待している人にはおすすめしませんが、青春ものとして読む分にはとても面白いです！

十代の危ういココロが瑞々しいタッチで描かれた「溺れるナイフ」。何でも出来何でも手に入ると思っていた頃から、ある事件をきっかけに周りも巻き込みながら関係やココロが崩れていく様が、胸を切り裂かれるように感じられるほどリアルです。登場人物の瞳が印象的で、さらに画面の使い方がとてもドラマティックなので、場面ごとにとても惹き込まれます。最後まで全く展開が読めずどうなるのかが気になってしまうので、一気読みされることをおススメします。

激しく危うい思春期(これを表現した言葉がおそらく「溺れるナイフ」)の少年少女の話。特別な少女と特別な少年の周りに起こる出来事を、読む側まで思春期の感性にひっぱられるように描く。ファンタジーではないし、絶対ないことでもないのに、キラキラした漫画の世界にはまるで現実味を感じない。