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主人公がただ単に綺麗なだけじゃなく、ちゃんと努力してるところに共感が持てます！

「ベイビィ★ラブ」は、幼いころ片思いをした相手、柊平をひたすら一途に思い続けた主人公せあらが、その恋を叶えるため孤軍奮闘をするというストーリーです。一番くじなあまり、策士的な怖い面も出てはきますが…。それでも一途に柊平のことを思い続けるせあらの姿には、なにか感じるものがありました。一途でいることほど大変なものはないですが、それがここまでできるせあらは本当にすごいと思います。

ベイビィ★ＬＯＶＥは１０年以上前の作品ですが、まったく古く感じる事はなく、今読んでも十分楽しめます。泣けるし笑えるし共感できるし懐かしくも感じます。好きな男の子にここまで一途になれるせあらちゃんがとってもうらやましく感じました。一途なだけでなく、その男の子の為の努力は惜しまない。カッコイイです。

主人公せあらは小学６年生にして１６０センチの高身長！それは近所に住む柊平に追いつきたいがためにした努力の証でした。毎日毎日牛乳飲んでぶら下がり健康機にぶらさがり…そんなとき柊平の家に居候することが決まり…というお話の「ベイビィ・LOVE」年上のお兄さんとの恋愛模様は当時小学生だった読者たちをドキドキさせたものです。主人公のなまえがきばつな「せあら」というのも女子はちょっと憧れたのでは…あのころをピュアな気持ちを思い出したい方ぜひとも読んでみては？