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懐かしいですね

…リアルタイムで読んでましたけど、これいったいどういう話だったか…？
プルーが強すぎてそっちに全部もっていかれるんですよね。笑

うん(*´∇｀*)

RAVEというとなんといっても欠かせないのは、｢プルー｣でしょう。真島先生の作品には良く登場する精霊？です。いつもプルプル震えていて、鳴き声はプーンと鳴きます。とても不思議なキャラクターですが、RAVEでは非常に重要な役割になっています。あの愛くるしいキャラクターは、出来ることならペットとして飼いたいと思う人も多いのでは…。

週刊少年マガジンで人気作家としての地位を確固たるものにした真島ヒロ先生の初連載作品『RAVE』。少年漫画らしいわかりやすく派手なバトル展開とラストまできっちりと考えて作られたストーリーが魅力の作品です。真島先生の作品といえば、「FAIRY　TAIL」でもそうですが、バトルのほうはあまり凝ったものではなく、少年少女にもわかりやすい豪快で派手なバトル展開という印象が強いですが、『RAVE』は初連載作品だけあってその特徴がよく表れています。しかし、決して退屈でないのは、どんどん画力が向上するのに伴って画面も見応えが出てくるのに加えて、豊富なキャラクターによる戦いに見どころがあるからでしょう。チェスのような複雑で戦い自体を楽しむというより、主人公達を応援したくなる、キャラクター込での魅力があるバトルという印象です。ストーリーのほうも冒険の目的や世界平和を目指すという大枠は王道でわかりやすい一方で、細部にはしっかりと伏線がちりばめられ、ストーリーがつながっていくため、大人でも見応えのあるよくできたストーリーを楽しめます。真島ヒロという漫画はこういう漫画を描くのだというのがよくわかる名作です。

「RAVE」を初めて読んだ時、「ONE PIECE」の作者だと勘違いしてしまいました。それだけ絵が似ているし、一時期、「これで出版して大丈夫？」と心配になった事さえあります。しかし、中身は全く違います。ただ絵のタッチが似ているだけだったようです。ストーリーは、ゲームのRPGを漫画に起こしたような冒険ファンタジーです。これは、男子が好きになる感覚が分かります。この漫画の良さは、作者は伏線を張ったような気になっているのに、読者にはバレバレという天然っぽさです。「これで伏線を張った気になってたんだ～、くすっ」みたいな。それなのに、ちゃんと真剣なシーンもあるので、のんびりしたシーンとの差の書き分けがうまい作者だなぁと思いました。私の弟も夢中になって読んでいたくらいなので、少年ウケすると思います。

RAVEはアニメ化もされていましたね、アニメは原作の最終回まで描かれなかったのでアニメだけ見ていた方にはぜひとも原作を読んでいただきたいです！ある日突然主人公ハルのまえに現れた記憶喪失の少女エリー、彼女の記憶を取り戻すため二人は旅に出ます。記憶を取り戻すまでの道中に様々な出会いがあります、冒険物の醍醐味ですが、やはり王道熱い展開も見逃せません。最終巻は泣けます…！