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ほんの一昔前までは子供を産むといことは命がけでした。昔、学校でそう習った気がします。けれど、この「コウノドリ」を読んで思い知らされました。「いやいや、今現在もそうなんだ。」と。できちゃった婚がさずかり婚と名前を変えて、子供ができることに対してすごくオープンンになったこの時代。それはとても良いことだけれど、どこか出産という事に対して軽いイメージがついてるような気がしてなりません。現に私はこれを読んで心底ガツンと喝を入れられました。そして、「え？そうなの？」という知らないことがたくさん出てきます。そしてその知識は絶対に持っていたほうがいいものです。学校で授業に使ってほしいとすら思える一冊です。ただ、妊婦さんには衝撃的なので要注意です(笑)私は妊娠中に読みましたが、かなりドキドキしました。

女性より男性に読んでほしい、出産にまつわる物語『コウノドリ』。産科医・鴻鳥サクラ（夜はジャズピアニスト・BABY）が主役で、無事出産できるケースから悲しいケースまでたくさんの妊婦さんのストーリーが描かれています。正直、ジャズピアニストである必然性はないと思うのですが…他の医療漫画との差別化を図っているのかもしれないですね。私は妊娠していませんが、もし妊娠したら旦那に全巻読ませるつもりです。妊娠を甘く見てる全ての男たちが、これを読んで少しでも妊婦に優しくなったら嬉しいです。

モーニング本誌で読んでいてついに買ってしまった「コウノドリ」。これを読むと産婦人科のなり手がいないっていうのがよくわかります。本当に生まれてくれることの奇跡を感じないでいられないです。後、産婦人科といっても色々あるんだなって勉強になりました。これもドラマ化するんですね。

産婦人科の大変さと、その温かさがよく伝わる作品です。
緊迫した出産シーンや、遺伝性の疾患を持った子どもの親の心情など
ただきれいごとではない医療現場が描かれています。
それでも重苦しくならないのは、主人公たちの朗らかで
人間味のあるキャラクターたちであるからだと思います。
子どもを産みたいと考えている人は、このコウノドリをぜひ読んでもらいたいです。