すべてのレビュー・口コミ(47件)

かくかくしかじか
かくかくしかじか
4.5
  • お試し一巻無料で読みましたが、面白いです。
    作者であるアキコが高校生の時に美大受験するのに?通う事になった絵画教室の先生が竹刀持った強烈なんだけども優しさも持ち合わせた先生が良いです。
    アキコの当時の思い上がり感が赤裸々に描かれて見ているこっちは超面白かったです。
    5点
    しののんさん

    2017/02/21

  • 面白いだけじゃなく、泣けるシーンもあります。
    4点
    BETTYさん

    2017/02/09

  • 2015年マンガ大賞を受賞した「かくかくしかじか」は著者・東村アキコさんの自叙伝マンガです。高校3年生の明子は自分が絵がうまいことでうぬぼれていたのですが、小さな絵画教室で日高先生にその肥大化した自意識を粉々に砕かれます。竹刀を持った型破りな日高先生は口も手も出しながら、厳しく生徒をしごくので、最初は明子はドン引きだし、私もちょっと引きながら読んでいたのですが、徐々に日高先生のまっすぐさと情熱に気づき、いつの間にか日高先生がかけがえのない師匠に思えてきます。多感な時期にこのような厳しくも情熱的な師匠を持てることがいかに幸せか、大人になって初めてそのありがたさが分かると思うのですが、著者の日高先生への思いがひしひしと伝わってきて、読みながら何度も号泣しました。日々の忙しさに追われて、人生の目標を見失っているとき、このマンガを読むと失っていた情熱を取り戻し、心に火がつくのを感じることができると思います。昔何かに情熱を傾けていた方や、師と仰ぐ人がいた方が読むと胸に迫るものがあるはずです。コメディを得意とする著者だけあって、爆笑しながら読めるのですが、たまに涙腺が崩壊してしまう傑作マンガです。
    MMYYMMさんさん

    2015/11/24

  • 『ママはテンパリスト』など自叙伝的漫画で人気の東村アキコ。『かくかくしかじか』は、彼女がいかにして漫画家になったのか、コメディタッチで描かれています。 絵がうまいだけで調子に乗っていた高校時代、美大を経て漫画家になるまでの苦労、努力がわかります。これを読んだら、簡単に漫画家になりたいなんて言えません。作品中に出てくる『きせかえユカちゃん』なども合わせて読んでほしいです。
    ayanemqnさん

    2015/05/27

  • 今をトキメク少女漫画家、東村アキコのエッセイ漫画です。「ママはテンパリスト」でブレイクした彼女だけに、最初はギャグ満載なのかしら…と思いきや、この「かくかくしかじか」は恩師との思い出を軸に、青春時代に誰もが感じたような想いを、これでもか!と思い出させてくれて、心がえぐられるようなエピソードも満載です。もちろん、お得意の笑いに転がしてくれる部分も多く、エンターテイメント性の高い作品になっています。美大を目指す方にはもちろん、青春時代を過ごした全ての大人たちに贈りたい良作です。
    kurumirukuさん

    2015/05/02

  • 作者である東村アキコさんの自伝です。東村さんの作品は、「ママはテンパリスト」しか読んでいなかったのですが、この「かくかくしかじか」を通じて波乱万丈(?)な彼女の半生を知ることができました。あんな先生に巡り合えて幸せだなー、私も出会いたかった!毎回、先生はどうなっちゃうの?とドキドキしながらページをめくっていました。美大を目指している人に特に読んでほしいです。
    ちゅぴすさん

    2015/04/22

  • 多数のメディアミックスされた「海月姫」を代表に大ヒット少女漫画家として邁進し続ける東村アキコ、本作「かくかくしかじか」はそんな彼女が漫画家になるまでの半生を実在する「日高先生」とのエピソードを軸に綴った叙情エッセイ漫画です。宮崎の片田舎で「少女漫画家になる」と漠然とした夢を描いていたアキコ、しかし大半の人がそうであるようにただ思っているだけでなんとなく日々は過ぎ去って行き…。そんな中で美大受験のため通うことになった絵画教室で出会った日高先生が、彼女の人生に大きく影響を与えていきます。本編は5巻完結なので分量的に読みやすい上に、先生の生き方には心に深く刻まれる感動があります。夢を持っている若者、ただなんとなく日々を送ってしまっている大人、老若男女とわず漫画読みの方にはおすすめしたい作品です。
    mikarin0919さん

    2015/04/21