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社会の厳しさがイイネ！
面白い！

面白い！

社会の厳しさと甘さが浮き彫りになってて楽しい限りだわん！タマランチ会長も太鼓判だわん！

～くんという小題目は私的にすごく面白いなと思いました。闇金ウシジマくんに登場する｢～くん｣みたいに、密かに私の周りの人に名前をつけていたりしました。t物語としては、結構エグくて1歩間違えれば自分にも降りかかることがあるような内容で、読む度に気を引き締めることができました。もしかしたら、ギリギリの生活をしている人が読めば、一線を超えずに済むのかも知れません。

おばけや未確認生物、宇宙人なんかよりも、一番怖いのは人間の「欲」だな…と実感させられる「闇金ウシジマくん」　タイトルどおり「闇金融会社」が題材となる漫画なので基本的に出てくる主要人物は犯罪者多数。そんな闇金にお金を借りにくるのは…？ギャンブル中毒者、ホストに貢ぐ風俗嬢、ニートなどなど…皆様々な事情で普通の金融会社からお金を借りられない人間が登場する。そんな人間たちが最終的にはどうなるのか？基本的に数話で１つのお話が完結するタイプなんですがその９割がなんだか後味が悪い。というより「人間って怖い…」ってなりますね。人を選ぶ漫画だとは思いますが読んでみて損はないはず。勉強にはなりますよ

ホラーよりも何よりも現実が怖い。そう思わさせてくれるのが「闇金ウシジマくん」。全てが闇金にまつわるストーリーですが、そのほとんどがバッドエンディング。しかし、それがあまりにもリアルで、「きっとこういう時、本当にこうなってしまうんだろうな」と納得せざるを得ません。ストーリーごとに人間としては魅力的なキャラクターが出てくるものの、最終的にはその魅力を発揮する事がでないまま、表社会から姿を消してしまう。「気づいた時には遅かった」というパターン。それが随所に散りばめられており、ジワジワと恐怖感が増します。人間の本能、弱さ、脆さ。カッコつける事なく、あるがまま表現された作品。闇金漫画と言えば男臭い作品も多いですが、これはヒューマンドラマです。人間として最後まで堕ちない為に、読むべき漫画だと思います。私にとっては、人生に迷った時のバイブル的存在です。

「闇金ウシジマくん」は「裏社会」と称するにふさわしい世界を題材に描かれていて様々な「社会の底辺」と呼ばれる人々のリアルな姿をみることができます。風俗嬢、生活保護受給者、洗脳者、ドラッグ、暴力、詐欺、ホスト…etc。どの話もリアリティーの高いものが多く、それは作者の裏社会の人々へのインタビューや実際の事件への深い研究により成り立っています。私はこの漫画を読んでその方々の生活を初めて知り、同時に自分は彼らと比べると幸せだな、という感想を持ちました。裏社会に興味のある人、今の生活に不満がある人に是非とも読んでいただきたい漫画です。

『闇金ウシジマくん』は、大人になったら絶対に読んでほしい傑作です。事情はそれぞれですが、闇金に手を出すようになったら破滅しか待っていないということがわかります。これを読んだら、闇金どころか借金やギャンブルも出来なくなります。ローンすら組むのが怖くなりました。世の中には、人を転ばせてから優しく手を差し伸べて騙すような悪人に溢れているんですね。とてもよい勉強になりました。