すべてのレビュー・口コミ（28件）

おもしろい

おもしろい

悲しい雰囲気。

ココの計画の全貌が徐々に見えてくる終盤の展開は続きが気になって仕方ありません、ぜひとも一度読んでみてほしい作品です

武器商人にまつわるアクション、銃戦争漫画「ヨルムンガンド」。登場人物に女性が多いですが、全員どこか常識はずれで、（顔も）怖いです。サイコパスといった感じでしょうか？それでも時折見せる日常面での可愛らしさや、ギャグシーンもあり、魅力あふれるカリスマ性があると思います。男性キャラも同様にみんなチョット外れてて、怖いですね。絵はクセがありますが、それがまた恐怖心が掻き立てられます。戦争モノですが、全体的に明るい雰囲気なので、銃撃戦や戦闘シーンがお好きならおすすめですね。

戦争孤児のヨナと周りの大人達の切ない物語です。武器・弾薬の類を使いこなす少年ヨナは初めのうち、人間味が無くて人を簡単に殺してしまいます。けして本意ではないが、そばにいてくれる大人達によって、次第に人間らしさ、子供らしさを取り戻していくストーリーは微笑ましくもありました。教育にいいことはないかも知れませんが、ヨルムンガンドは幅広い年齢層に読んで欲しい作品です。

ガンアクションのジャンルで一定の地位を築いた高橋慶太郎先生の出世作『ヨルムンガンド』。武器商人の少女の私設部隊に加入した武器を憎む少年兵の傭兵としての日々を描いた作品です。主人公の少年兵ヨナは、武器を憎んでいるけれども武器を捨てられない、武器を使う人たちも嫌いになれない。そんな矛盾というのは現実の世の中にもあって、戦争はなくならなかったり紛争はなくならなかったりという世の中に生きていることを考えると、武器商人の私設部隊という遠い世界に生きる少年兵という非現実感すらあるようなキャラクターにも意外なまでに共感できてしまいます。同作者の「デストロ246」が「女の子がぶっぱなしまくる」というエンターテインメント性重視なのに比べるともう少しテーマ性を感じる作品でしたが、少年兵のヨナは、普段は無邪気でかわいらしかったり、部隊の仲間はユーモアがあって面白おかしい人たちだったりと、作品全体のノリとしては軽めのノリです。大事なテーマは盛り込みつつも、押しつけがましくなく軽くて読みやすい絶妙なバランス感覚で描かれた良作です。

ヨルムンガンドのアニメを観て原作も読みたくなり買いました。

原作とアニメの内容に違いはありません。職業柄シリアスなシーンも多いですが、和気あいあいとした素敵な職場です。
絵柄は少し変わっています。漫画の初めはリアルな感じの絵で、だんだんとアニメのようなデフォルトされた絵になっていきます。個人的には初期の絵が好きです。お気に入りは一巻の顔合わせ後のバルメさん。とっても美人でキャラが立っています。