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昔から二瓶勉の大ファンで、「シドニアの騎士」に関しては、人気が出て嬉しいやら悔しいやら複雑な気分です。一般的には意味が分からない、でも分かる人には分かるというパターンが、二瓶作品の良さ！「私には分かるもーん」っていう優越感が好きでした。でも、「シドニアの騎士」はいきなり万人ウケしちゃって、昔からのファンは意外にもショックを受けているのでは？いや、有名になるには嬉しいんだけどさ。太陽系を異性物に壊された人間たちが、シドニアという宇宙船に乗って旅をしながら、異性物との攻防戦を繰り広げるという内容。この異性物と戦うのが、騎士と呼ばれる人間たち。グロテスクな異性物、さすが二瓶勉。異性物をこんな風に描ける人って他にいないのでは？初期の作品はもっと気持ち悪いくらいだったのですが、最近は絵のタッチもアニメっぽい雰囲気で賛否両論ありそうです。私は、昔のグチャグチャな感じが作風に合っていて好みだったのですが。