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私たちが小さい頃から何となく考えていた火星への移住がこんなことになるなんて思ってもいませんでした。火星人??がいるのだろうというのは小さいながらも考えていましたが、まさか地球人の送り込んだ物が進化した生命体が火星人となり、地球に影響を及ぼすとは。これぞまさに、漫画の世界という感じの一作だと思いました。テラフォーマーズはＳＦ系が好きな方は必読です。

2013年にこのマンガがすごい！オトコ編で１位になり、2014年にアニメ化もされた貴家悠さん作・橘賢一さん絵の「テラフォーマーズ」。火星へのテラフォーミング計画の為宇宙に旅立つ乗員が、火星で出会ったのはなんとゴキブリが人型に進化した姿だった！すさまじい戦闘力を有したゴキブリ達に人類は打ち勝つことが出来るのか！？SF好き・バトル物が好きな人にオススメです。

テラフォーマーズは初めは驚きが隠せませんでした。こんな設定だとは（笑）普段日常目にしているものがこんなものになるとは（笑）初めは驚きと笑いつつ読んでたらいつのまにかはまってました。設定が深くて超人系ですが。その超人の設定が面白いです。設定を楽しんでください。そしてその設定の行動を。

男性が夢中になれる王道を極めたバトル漫画。火星のテラフォーミング用に放たれたゴキブリが、知能を持ち驚異の存在となってしまう。そのゴキブリたちを駆除する為、選ばれた人間が自らを生物兵器として戦うという「テラフォーマーズ」。ゴキブリ版「猿の惑星」と私は認識しています。しかし、面白い！ゴキブリを進化させるなんて、あんまり思いつくものでもないですが、気持ち悪さはビシバシ伝わってきます。この漫画にのめり込めるポイントとしては、圧倒的に強いとされるキャラクターさえ、ほんの一瞬で撃破されてしまうところ。「主要人物だから大丈夫でしょう？」と思い込んでいたキャラクターさえ、次の巻で消え去ってしまう。その潔さにハマります。また、ゴキブリの存在感！人間を凌駕する生命力、そして戦闘力。途中、ゴキブリに対し怒りさえ感じ始めますが、それもこの漫画の吸引力に引き付けられている証拠。そして、ほどよく謎めいた伏線もミステリー好きの方はたまらないところでしょう。まさに目が離せない漫画です。

評価：★★★★★。「テラフォーマーズ」。火星で超進化したゴキブリと闘うストーリー。ゴキブリが強いのなんのって(笑)。でもそれでも諦めず戦い続ける主人公や他のキャラクターが本当にかっこいい。僕は鬼塚慶次推しです。読んでいるとたくさんの虫や動物の知識に触れることができて楽しいです。ただグロい部分が多々あります。こんな未来ありえそうで怖いです(笑)。