すべてのレビュー・口コミ(3件)
バビロンまで何マイル?
4.0
- 面白いんだけど最後が尻すぼまりな印象 もっと話がもりもりでもよかったのにもったいない4点
2017/12/29
- とてもリアリストな主人公の前に出現した妖精グノーシス。さずけてくれた力を使って、突然恐竜時代に行ってしまった彼女と彼。だけど、そこでも彼女はマイペース。「元気な時はたんと食え、病気の時はもっと食え」の家訓のとおり、インフルエンザだけど元気いっぱい!彼女の病気が歴史を作る!そして「バビロンまで何マイル?」の真骨頂!ルネサンス華やかなイタリアに行った二人・・・早すぎる結末だったと思います。もっとたくさんの話を読んでみたかった作品です。
2015/11/13
- ひょうひょうとしていて笑えるコメディでありつつ哲学的でもあるという、川原泉ワールド炸裂の「バビロンまで何マイル?」は、初めて川原泉作品に手に取る人とってはいい入口となる作品です。苦労人で超現実的な仁季と、幼馴染で生徒会長の友理の高校生二人組が、魔法の指輪で恐竜時代やルネサンス時代のイタリアにタイムスリップするのですが、二人ともすぐその世界に馴染むしサバイバル能力が半端なくてたくましいです。指輪の力のおかげで言葉に不自由しない二人は、チェーザレ・ボルジアの信任を得て職を得、ボルジア家の悲劇を目撃します。ほのぼの笑え時にしんみりし、歴史の勉強までできてしまう、受験生必携のマンガです。
2015/11/13