すべてのレビュー・口コミ（14件）

続きが気になってどんどん読み進めてしまいます。
痛々しい話なので読み返すのはつらいですが、読んで後悔はしていません。

初めて読んだ萩尾望都作品。ひたすらに苦しい内容。そして思いもよらない展開に解釈が難しい

初めて読みました
絵も話もとても良いです。
重い話が苦手な方は要注意です。

前々から気になってはいたが、読むのを躊躇していた作品。すごく重い内容で、読むのがつらいのにどんどん引き込まれていきます。独特な心理描写がすごい。

性的虐待の話、BLあり、長編ということで気が重くなかなか読まずにいたのですが、読んでみたらドはまりしました。繰り返し読んでいます。
絵柄は古めですが線も描写も流石に上手いです、こんなに上手いとは思いませんでした。文学的とも言われるモノローグや一枚絵も圧倒的、心理描写も素晴らしいです。

どぎつくて残酷な話が、なんでこんなに美しく描けるんだろうと感心してしまいます。セクシャルマイノリティーが認知される時代なので、再評価されるべき作品だと思います。

主人公が可愛そう
読破したはずなのに、ラストを忘れてしまいました。
主人公が報われると良いです。

傑作としかいいようのない作品。3巻までは可哀想で可哀想で見ていられない。やっと身体が救われても心はボロボロのまま。心の救済とは？考えさせられる作品

ムック本で萩尾望都衝撃の問題作といった煽り文句があったので、気になっていた作品です。
チョット気持ち悪さもあるのですが、こういう社会問題も扱えるんだと感心させられました。是非、最後まで読んでほしいものです。
ただ、アメリカの庶民階級と思われるシングルマザーに、か弱さや貞淑さを想像しにくいですけどね。

絵が好みだったので読み始めましたがハマりました！続きが気になります。

リアルにあったならほんとに怖すぎ(>_<)ただただ気分が悪くなりながらものめり込んで楽しめました。読みごたえバッチリです！

人間の醜さや狡さ残酷さが描かれていて、酷いと思いつつも読まずにいられませんでした。
奥深い作品だと思います。

イアンとジェルミが初めて一線を超えてしまう瞬間が収録されている。心理描写が細かく話が進めば進むほど引き込まれる世界

萩尾望都の最高傑作と名高い『残酷な神が支配する』。人生で一番感銘を受けた漫画は？と聞かれたら、私は真っ先にこの作品を挙げるでしょう。母親の再婚相手に性的虐待を受けるジェルミの葛藤を描いた、魂の放浪と許しの大作です。前半はジェルミがいかにして再婚相手を殺害するに至ったかを、目を覆いたくなるほどリアルに表現しています。後半は再婚相手を殺してしまったジェルミが、それでも救われない傷ついた魂を抱えながら救いを求める過程が描かれています。自分を許せない、許し方がわからない。そんな人に是非読んでほしいです。